空飛ぶ鯉はいない
今日は端午の節句、空はすっきりと晴れ上がり心地よい風が吹き渡る。
古来子供の日には、勇ましい人形飾りや鯉のぼりが、、、、、のはずだが。
.
自分たちが子供のころ、兄弟が平均5人はいたと思う。
戦争中は男を戦地に送るため埋めよ増やせよと言う号令の下、十人以上の兄弟を持つ家さえあった。
そのため、小さな集落でも賑やかな子供の声がそこかしこで聞こえていたものだった。,
今日の新聞によると、日本ではこの三十七年間子供数が減り続けているそうで、最近では一年あたり百万人を切るほどにまでさがり、十四歳以下の子供は人口の12、3%しか居ないとのこと、、、。
自分が住んでいる町内は二十軒になるが子供と言えば小学生が一人居るだけ、あとは爺婆の二人っきりの所帯が半分となり静かなことこの上も無い。
したがって、鯉のぼりは目の届く限り見ることができない。
.
せっかくの祝日、心から祝ってあげたいが、自分の周りには、、、、居ない。
| 固定リンク
« 野中の薔薇 | トップページ | ようやく終わった »
コメント