高転びに
今年も赤 白 ピンクと色とりどりに咲き出した。
もともとは薬草として日本に入ったと言うことだが、花がきれいなので園芸種としていろいろの花が咲くように手を加えたとある。
高いものになると2mを大きく越すものがあるが、子供のころ花びらをばらして、付け根を縦に裂き、鼻の頭にくっつけて遊んだことがある。
戦後の何も無い時代には、身近なもので済ませるしかなかったので、、、、
ちなみに、花言葉の中には大望とか野心と言うものがあるそうだ。
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「高転びに、あおのけに転ばれ候すると 見え申し候」戦国時代の坊さんであり、大名にまでなった安国寺恵瓊が信長と会った後、その将来を予見するように評したといわれている。
そして、信長はその予言どおり得意満面の絶頂期に命を落としてしまった。
人生とは先の見えない芝居みたいなものである。
大相撲の暴行問題で日馬富士が廃業しなければならなかったこと、それを糾弾していた貴乃花親方が弟子の暴力行為で平の親方まで格下げさせられたこと、そして、日大アメフト部の反則プレイで内田監督 井上コーチが永久追放を受けたこと
そのすべてにおいて、事故を起こした当日までこれが転落の始まりだとは予測もしていなかったことだろう。
得意の絶頂から一気に落ちていく、高転びに あおのけに転ぶとは古来何度も繰り返されてきたことだが、、、、、、わが身だけは、と誰しも思っているはず。
転落してから、自分の人生をどう思うのだろうか。
あの時ああしておけばと悔やんでも仕方ないこと。
若いうちはともかく、この汚名と、どう付き合っていくか寿命が長くなった分だけ、、、、、、、、
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