タニウツギ
スイカズラ科だと言われるとと花の形がよく似てはいるのだが、花の色から言うとずいぶん違う感じがする。
ウツギというだけあって木の真ん中にはコルク状の白い芯が入っていて、樹高も高いもので3mを超えることが無い。
低地ではこの花が咲き出すと田植えが始まるので田植え花とも呼ばれるそうだが、飛騨の高地ではこの花は、根曲がり竹の竹の子が出る目安にしていた。
しかし、子供のころはこの花のことをダニバナと呼んでいて、ダニがいると思っていたので花のそばを通るのを敬遠していた。
多分、タニをダニと聞き違えて教えていたのかもしれないが、実際にマダニでもいたとしたらよけて通ったのは正解だったかもしれない。
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