ついには滅ぶ
連日の猛暑で寝つけられなかったのか、日の出の太陽はぼや~っとした顔つきで、東の空から顔を出し、同じように睡眠不足のムクゲを照らしている。
ムクゲの花は、すこし紫がかった一重の花なので、原種に近いものなのだろうが、どうも暑さ慣れしていないのか、、、、、、
生物が生き残っていくのは、強いからではなくいかに環境に順応できるからだと言う。
自分の人生の中でも、こんなに暑さが続くのはここ十年ほどのことであり、静岡の人に聞いても、気温が三十度を超える日は一年のうちでも数日しかなかったという。
ここ数日を限っても、三十度を下回った日が無く茹だっている自分なんかはエアコンが無ければ、、、、、つまり機械によって生かされているんではないかと思う昨今である。
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最近になって気象庁は「いままで経験のしたことが無いほどの、、、」と言う言葉をよく発するようになった。
そして、今回の西日本の豪雨災害にも何度もこの言葉を使っている。
この予報が出た日の夕方、東京では「赤坂自民亭」なるものが催され、安倍首相以下自民党幹部も出席して大宴会が行なわれたそうだ。
また翌日、カジノ法案の委員会に石井国土交通大臣が張り付いての審議が行なわれたそうだが、災害に一番重要な閣僚が、陣頭に立たず、と避難されたと聞く。
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aいまから、十数年前、ハワイ沖で愛媛丸がアメリカ潜水艦の急浮上で沈没させられた際、当時の森首相が一報が入った後もゴルフを続けたため退陣する羽目になった。
しかるに、森友学園ほかの不祥事を数多く起こしている安倍首相は蛙の面にションベンとばかり責任追及をかわしている。
自民党を絶対多数にしてしまった付けがでているのだが、これを先例として今後政治に責任を口にするだけで済ますことになるのではないかとおもう。
しかし、「猛き者もついには滅ぶと」平家物語にあるように、自民党もついには滅ぶのか、それとも国民が滅ぶのか、、、
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