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2018年8月31日 (金)

安曇野で

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Img_0059気温十七度としばらく経験したことのない朝の空気を感じながら飛騨を後にし、安曇野に入った。

時間はまだ十時一寸と今晩宿にする義弟の家に行くのはまだ早すぎる時間なので、安曇野にいくつかある美術館を見て行こうということになり、前から気になっていた”いわさき ちひろ美術館”にむかう。

しかし、地図を見てもはっきりしないのでカーナビに案内してもらったが、意外と遠いことに気がついたのは、初めての道だったうえあちこちと細い道を走らされたためかもしれない。

カーナビも自分のように知識を披露するため、少しでも短いコースを取ろうとしているようだ。

ようやく着いた美術館はかなり広い敷地にあり、個人名を冠した美術館にしては広いなとおもったら、松川村が管理しているためだった。

まず、入場券売り場では、六十五歳以上の年寄りに割引制度があって、自己申告で割り引いてもらったのは、見るからに老夫婦という証明だったのかもしれない。(この辺は静岡県の美術館と違うところ)

入場してみると館内は明るく展示室には何度も見慣れた絵が飾られておりエントランスには切り紙細工が飾られているなど子供を生涯のテーマとして書き続けた作者の人柄が出ていた。また入場の際渡された小さな札は、外に出ても再度入場が可能ということで広い芝生の庭園を散策することが出きた。

Img_0072安曇野に入ってから日差しはきつくなっていたが、いわさきちひろ美術館を出るころには、気温も三十度越えをしており今朝方の涼しさがこいしくてたまらなくなった。

それでも、昼もすこしまわったころご飯にしようと、美術館を出、大王わさび園に立ち寄り食事をし、休憩を挟んで、今度は”碌山美術館”にむかう。

碌山はここ安曇野生まれで始めは絵を描いたようだが、のちにロダンに師事して近代彫刻の扉を開いた人といわれいる。

この美術館も判りにくいところにあり、教会風の建物を目当てにようやく探し当てた。

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2018年8月30日 (木)

雲居の御殿

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#飛騨の神岡 雲居の御殿、、、と歌われるようにスーパーカミオカンデのある飛騨市の神岡は雲が立ち込めている。

久しぶりに墓掃除に帰った神岡は折からの雨のあと、山のさこさこから立ち上がる霧が雲となって空につながって行く。

懐かしの山 懐かしの川、姿は変わっていないが人は変わり、見知らぬ人ばかりしかいない、、、、いま浦島太郎といったところ。

むかし勤めた鉱山も様変わりし、「もう知った人は居ないよね」と連れがいう。

「当たり前だよ。鉱山を離れて四十年、そのときに入った人でも今居りゃ勤続四十年だもの、、、、」

本家にあたる従兄弟も今じゃ九十一歳になんなんとして、幾分ボケ気味だと息子は言い、話しはたびたび振り出しに戻る。

しかし、「ご飯は美味い」といい、血色は良い、この分ではまだまだしばらく顔を見ることが出来そうだ。

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細い縮れ麵のラーメンはつゆがたっぷり絡まり、いつになっても懐かしの味で変わらない。

宿は奥飛騨温泉を予約しているので、あわただしくあちこちを訪ねて、ふるさと滞在時間は五時間程度、、、

また次の機会に、早々の挨拶でふるさとを後にした。

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2018年8月26日 (日)

孝の始めなり

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また猛暑が戻ってきた気配がする中、ここ三日午後になるとルリタテハがやってくる。

何が気に入ってやってくるのか判らないが狭い庭の中をあちこち渡り歩いている

蝶にも決まった散歩コースみたいなものがあるのだろうか。

とにかく忙しなくあちこちを飛び回り自慢の青い羽根を見せてくれない、カメラマン泣かせの蝶である。

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昨日になってようやく一人の大学生の遺体が上がったそうだ。

二十三日、静岡の海岸で大学生三人が海に流されたようで行方不明になり、同じく遠州の海岸でやはり一人が流されこちらは遺体で発見された。

いずれも、遊泳禁止場所でのことで、翌日は台風の影響で海が大荒れになっている中で捜索は難しい状況にあった。

まだ二人は行方不明のままだが、、、、

親の気持ちになってみると耐えられないものがあることは想像がつく、、、、社会的にももったいないこかぎり、、、。

自分も海ではなく、山で大怪我をして半年以上職場復帰できない状態になり、母親を三ヶ月病院で付き添い看病をさせたことがある。

父親はなんにも言わなかったが大きな親不孝であったことをその当時は思わなかった。

身体髪膚 これ父母より受く 

    あえて傷せざるは 孝の始めなり

と、高校のとき黒板に漢文で大書された先生がいたが、そのときは「古臭いことを書くもんだ」くらいにしか思わなかった。

この、言葉がじわじわと身に沁みて効いてきたのはごく近年になってからのこと。

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2018年8月24日 (金)

台風一過

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”台風一過”と書けば、そのあとに清清しい青空と続くものと思っていた。

しかるに、最近の台風は台風が去ったあともぐずぐずとした天気どころか、今日などは時折強烈な夕立のような雨が降っており、屋根の端にある雨どいの排水能力を超えたのかあふれ出していた。

天気予報は、九月半ばまであまり芳しくないと言うが、気温だけは相変わらず三十度越えで蒸し暑い秋になるとのこと、    一体どうなっているのかね。

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2018年8月23日 (木)

処暑なれば

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本当に台風が来るの?と言った感じの青空が広がっていた。

その青空をガラス戸越しに見ていたらキリギリスの仲間とおぼしき昆虫が垂直のガラスを上ってきた。

ハエなどが止まるのを見たことがあるがキリギリスも掴まるのか~、、、あの細い足の構造がどうなっているのだろうか、なんて見とれてしまった。

外に出てみると羽の形からクビキリギリスと判明した。

この虫は雑食性であり、名前の由来は物に噛みついたとき、引っ張ると首が千切れても離さないことからだと言う。

自分の命と引き換えにするほど噛み付くのが強いと言うのも、生物学的には異常であるが、アリとキリギリスに出てくるようなやわなキリギリスではなく、一冬、二冬と越冬し生き延びると言われている猛者でもあるそうだ。

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午後十時、台風20号が室戸岬のそばを通過したテレビは言っていた。

いまのところ、いわれているほど雨は降っていないが、夕方にはすこし高い位置になる近くの高校の駐車場に自動車を避難させてきた。

台風そのものには主体性が無く、周りの高気圧に導かれて動くものである。と聞いたが時速30kmで走るのに自分の意思でないとは、、、。

室戸岬はむかしから台風の通り道のひとつであり、大きな勢いを持つ台風に第一、第二と名前の冠した室戸台風がある、その時の台風の中心気圧911mmほどに比べれば今回の台風は威力的には小さいものと思うが、気象庁は”命にかかわる”と表現している、、、、、、、、、、

おりから、今日は暦の上では”処暑”「陽気とどまりて初めて退きやまんとすればなり」とある。

この台風がその兆しになれば嬉しいのだが、、、、、、

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2018年8月21日 (火)

花ぞむかしの香に匂いける

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花の向こうに鉱山があった二十五山を望む

a百人一首にこんな歌があった。

人はいざ 心も知らずふるさとは 

     花ぞむかしの 香に匂いける  

ふるさと神岡は鉱山の城下町であった。

そこには、先祖代々過ごし、自分も鉱山で二十一年勤めててきたのだが三十九歳のおり、なんとなく風に吹かれるようにして静岡に流れ着いた。

そして、「ふるさとはどんなところ」と聞かれるたびいろいろと説明してきたが、最近ではスーパーカミオカンデのある町だと答えている。

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お経の中に延命十句観音経という短いお経がある。

そのむかし、飛騨の神岡では他所ではまず例がないと思われる通夜の行事(?)があった。

一般といえるかどうか知らないが、通夜は遺族がいる中を通り挨拶と焼香をしてかえるのだが、神岡では参列者が定時に集まると二時間以上かけて西国三十三箇所御詠歌を唱えるのが慣わしであった。

あまり長いので中休みがあり町内会がお茶の接待などし、同級会は下足番などしていたが、通夜の最後は先の延命十句観音経を三度繰り返すので、この段になって「ようやく済んだ」と、ほっとしたものだった。

自分が神岡を離れて四十年、今ではこの風習も廃れてしまった。

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今日は娘の命日。

ここのところの定まりの無い天候のためふるさとへ帰り墓参りするのをためらって行かなかったので、仏壇の前で御詠歌を早口に唱え、延命十句観音経を唱えて偲んだ。

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2018年8月20日 (月)

立ち居振る舞い

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たぶんオタカラコウと思って見て来た。

富士山麓の小田貫湿原に咲いていた花だが、一本の茎にしたから順に黄色い花を咲きあげていく。

漢字では雄宝香と書き、華やかな花の色を黄金色に見立ててつけたようだ。

金運がつけばよいのだがこの花にはそんなご利益も無いようで、、、、

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「要は歳をとったら立ち居振る舞いに気をつけろってことだよ」と声高にいう御仁がいた。

「歳をとるとね、自分では判らないけんど、足が上がってないんよ。そんでもって畳の縁にまでけつまづいてしまうんよ」

確かにそうだ。しかし、それが立ち居振る舞いとは思ってもいなかった。

「階段なんども上がり降りするときはつま先に目をやって、確かめながら歩かないと、骨を折って寝たきりになってしまうからな。そうなったらもうお仕舞いと思って覚悟することだね」

「歳をとったと感じ出したのは八十近くになってからだに、、、去年までなんとも無かったことが出来なくなり、次の年はもっと出来ない、段々下がりよ」

いちいち心当たりがある。この先段々下がりの階段を降りていくんだろうけれど、転んだらお終い、、、、もっともだ~  もっともだ。

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2018年8月18日 (土)

網戸越しに

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むかし、高貴な人は御簾越しにしか対面できなかったそうだが、花言葉にそのような意味を持つ月下美人を虫除けの網戸越しにながめている。

昨日今日と一気に気温が下がった夕方から月下美人の花が今年三度目の開花を始めた。

そのため、濡れ縁にまであげて部屋から花を観賞をすることにしたのだが、なにせ羽虫のきらいな人もいて網戸越しということになった。

満開は八時過ぎからで、芳香は風に乗って網戸を通り抜けて鼻腔をくすぐる。

しかし、どんなにきれいな花を咲かせ香りを撒き散らしても、異国生まれのこの花の花粉を仲介する昆虫はいないし、すべてが挿し木で広がった三倍体では実を結ぶことが無い仇花である。

その仇花を、明日の明け方まで風に揺らめかせてみても、管理人たる自分たちは二時間も鑑賞すればカーテンを引いて一夜花の最後を見届けようとはしない。

薄情者と涼風に吹かれて愚痴っているのではないかと、、、、、、、、

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今日は久しぶりに日帰り温泉にいって来た。

土曜日で夏休み中ということなのでさぞかし込み合っているのではないか、子供が風呂の中ではしゃぎまわっているのではないかと心配しながら入ってみると以外にも森閑としていて、拍子抜けしてしまった。

そして、入館者のほとんどは高齢者、、、、、

入る前から露天風呂に外まで聞こえるような話し声が聞こえていたのだが、グループだったようで、自分が着替えて入ったときにもまだ浸かっていた。

年寄り集まるとすぐ話題になるのが病気のことであり、時として自分が他人より重病であることを得々と話す人がいるがこのグループもそのうちだった。

普通男風呂は、口も聞きあわないで黙って入り、黙って出て行くものだが、グループとなるとそうはいかない。

温泉の温度はぬるめときたひにゃ浸かったきりなかなか出る気配も無く、自分としては長めの三十分を我慢して入っていたが「お先に、、」と出てしまった。

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2018年8月17日 (金)

アキアカネ乱舞

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”北海道大雪山に雪が降ったとか””40日ぶりに全国の観測地点から猛暑日が消えた”とか、ようやく秋もそこまで来ているようだ。

裏の川にもアキアカネが山から降りてきたらしく、水面を上下しながら乱舞し始めた。

今日は日中気温は三十度を越していたが、湿気も少なく過ごしやすかったのでしばらくぶりにエアコンのスイッチを入れることが無しで過ごせるかと思っていたが、夜になってから手が出てしまった。

と、言っても湿気取りだけで済ませられたのは、、、、、、、

七月のはじめ、梅雨が明けてからずっとエアコンを動かさなかった日は無かった。

テレビでも、「熱中症にならないようエアコンを入れて過ごしましょう」と呼びかけていたので、それに乗っかって入れ続けたのあるが、、、

不思議なことに今年はそんな呼びかけにもかかわらず、電力不足とは一言も聞かなかった。

と、いうより、七年前の東北震災の翌年から聞いていないような気がする。

あのころは、原発の稼動が無ければ日本は立ち行かなくなるといい、最近は俳優の石坂浩二を使って30%を原発でまかなうコマーシャルを打っている(もちろん電力会社も努力しているのは認める)

ただ、政府として自然エネルギーの開発に率先して取り組んでいるように見えないのは電力会社の意を汲んでいると同時に原子力と言うものにしがみついて思惑がが見え隠れしている。

核のごみなどを考えれば、原発の先行きはかなり難しいことはわかりきっているし、いざ事故が起きればその損害は計り知れないことは福島原発が教えてくれているのに、、、、、、、

といいながら、伊豆の伊東でメガソーラ建設を巡って反対運動の報道を見れば、これまた及び腰になる。

何かよい方法が無いものか、、、、と

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2018年8月15日 (水)

金のなる木

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むかし、こんな歌があった。

、、、金のなる木があるじゃなし 質屋通いは序の口で 

退職金まで前借りし 貢いだ挙句が はい それまでよ~

わが家にはその”金のなる木”が庭の片隅にある。

今日の晴れたり曇ったり雨が降ったりの変幻自在の天気の中、雨に打たれた葉っぱのあちこちに水滴がそのまま残っている。

この木?いつのころだったか高さ5センチに満たない小さな鉢に入って家に来た。誰がどんな理由で持ってきたのか判らなかったがすこしづつ大きくなったので鉢を移し変えたら見る見る大きく育ってしまった。

もとより、何の興味もなかったのでほったらかしの上邪魔になるたびにあちこちと移動して歩いたものだが、どこにおいても枯れたり弱ったりする気配も無く育っていく。

ただ、通称とはいえ”金のなる木”だと言う名前が有るのだから、もう少し金に縁があっても良かろうに、、

なんていいたくなる昨今だが、粗末にした罰かな    

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今日は日本が連合国軍に無条件で敗戦を受け入れてから七十三年目になる。

あの日は、まだ六歳の子供だった自分も強烈な印象だったのか今でも憶えているが、当時小学校六年生だったという天皇の記憶は逸れに輪をかけたものであったことは言われなくても察することが出来る。

天皇の子供、と言うことからひょっとすると殺されかねない恐怖もあったことだろう。そのこともあってか、各地の戦争遺跡への慰霊訪問など頻繁にされていたのだろう。

それにつけても、今日NHKの番組の中に自分が生まれた年に闘われた中国とソ連(当時)の国境付近ノモンハンを現地の映像を交えて、当時の日本軍兵士や関東軍、大本営など関係者の証言を放送していた。

そのなかで、出たとこばったりで相手の情勢も分析しないで無謀な戦争に突入し大敗したにもかかわらずその経験がそれからの太平洋戦争に全然生かされなかったことが語られていた。

そして、もっとも嫌になったことは、責任体制があやふやなまま推移し、結局は現場のものに押し付けて済ますという姿勢が、いまの日本でも綿綿として受け継がれていることにあろう。

「秘書が、、秘書が、、」という国会議員。森友、加計では官僚に責任を押し付け知らぬ顔半兵衛を決め込んでいる首相、、、

           なあんも変わっちゃいね~よな

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2018年8月14日 (火)

霊を載せて

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テレビによるともうお盆休みを終えてUターンラッシュが始まっていると言う。

普段自動車を運転しない人が、かなりいるようで今日も友人から事故と渋滞に悩まされていると電話が入った。

さもあろうと、この時期は遠出をしないことに決めている。

しかし、今年はまだふるさとの飛騨には帰っておらず墓参りもしていないので何とか帰郷したいとおもっている。

そして、天気予報を見たが今月一杯あまり芳しい予報が出ていないので、九月に入ってからになるのかな?と、、、、、、、

おりから、ナミアゲハのつがいが縺れるようにして家の周りを飛び交っていたが、この蝶に霊を載せて、「この時期墓にはいないよ」って告げているのかもしれない。

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2018年8月13日 (月)

朝焼けの雨雲

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虹も出て
Img_0001またしても天気の話し。

日中、暑いなかの散歩は熱中症の元とばかり、起きてすぐに外を歩くことにしている。

そして、今日も今日とて家の周りを少しばかり歩いたのだが、出かけにぽつぽつと顔にかんじる程度で降り出した雨は、次第にその勢いを強くする。

北東の竜爪山は雲の中だが朝日の上がる方向は青空が見えて、その雲をオレンジ色に染めていて、そこから吹き出すように流れ出る雲が雨を降らしているのがわかる。

帰ってテレビを見れば「静岡県大雨注意報」と言うテロップが流れているが、何処地方とは書いてない。

県全体が大雨と言うことなんだろうか。

かなり大雑把な注意報なんだなと思っていると、汗と雨に濡れた下着に「臭い臭い」と言われ洗濯に出し朝シャワーとあいなる。

#小原庄助さん なんで身上潰した 朝寝朝酒朝湯が大好きで それで身上潰した        と、まもなく”身上噺”が愚痴になるか、、、、

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2018年8月11日 (土)

とにかく異常だ

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Img_0003午後三時ころ急に雷がなりだし雨が激しく降ってきた。

典型的な夕立かと思ったが、その雨粒の大きさと激しさはスコールと言った雰囲気であり、日本も熱帯になってしまったようだ。

夜になって岐阜県に住む弟に電話してみたが、最近では三十五度でもそんなに暑く感じなくなってしまったと言う。

そうなんだろうな、連日四十度の暑気に曝されればそれに身体がなれて行くしかない。

強いから生き残れるのではない、環境に合わせられる能力が生き残る道であると地球の歴史は教えている。

先日、長野の義妹が言っていたが、長野も例年の暑さに参ってしまい、いままでエアコンを入れてなかったが三台買うことになったのだが、二週間待ちだと言われたという。

エアコンを取り付ける職人が音を上げているそうだ。しかし、二週間待ったら涼しくなりゃせんかと気がもめている、、、、

とにかく今年は何につけても異常だ。

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2018年8月10日 (金)

夏掛けをかぶって

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Img_0009ここ二日間出るものがストップしていたので、腹の具合に違和感がでてきた。

そのため、早朝散歩に出かけることにした。

日の出はかなり遅くなっていて、四時半ではまだ薄暗かったうえ、気温は二十四度ながら風も無く湿気も強いらしくあまり歩きたいと思わせる雰囲気ではなかった。

しかし、歩くことが一番の薬と思っている自分としては強迫観念もあって歩かざるを得ない。

五時過ぎて家の近くでようやく日が昇りだした。

富士山頂は夏掛けのような薄い雲をかぶってまだ寝ていたいような顔つきでいる。

今日山頂にいる人たちは、ベールをかぶったようなご来光を見ているのだろうか、そんなことを思いながら帰り着く、、、、

効果はてき面、早速のお出ましにこちらはすっきりとした朝飯にありついた。

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2018年8月 8日 (水)

小さい秋

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Img_0016早いもので昨日八月七日は立秋だった。

なかなか気温も下がらず秋の気配は何処にも見えないのだが、どこかに小さな秋があるのではないかと家の周りを探してみた。

最初に見つけたのはコスモス。

秋桜などと洒落た日本語をあてがわれており秋の花かと思ったが、最近では品種が変わったのか、夏になる前から咲き出しているのを見かけるようになった。

秋の高い空の下ピンクのコスモスを始めて見たのは何時のころだったか、小学校のころはこの花は無かった。中学のときも見ていないような気がする。

標高の高い山奥だったからだろうか、、、、、、、

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折から台風13号は最初の予定から大きく東に逸れ、最初は静岡県直撃かと思ったら暴走をかすめるコースとなり、首都圏500mmの豪雨とも言われ、荒川の氾濫を警戒、、、、といっていたがそれも、、、、、、、

良いほうに変わったといえばそれもそうだが、もう少し精度が上がらないものだろうかと思うのは”下司のきわみ!!!!”

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2018年8月 7日 (火)

七夕飾りは厄除け?

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笹の葉さらさら 軒端に揺れる、、、、

安倍川中流あたりでは、月遅れの七夕を祝うようで道の駅”真富士のさと”では七夕飾りが飾ってあった。

何時のころから丁度一ヶ月遅れになったかは知らないが、一般の七夕と違うのは短冊に願い事が書いてないように見受けたことである。

大人が作ったのでそうなったのかもしれないが、変わっているのは短冊に変わって紙垂れが幾つも付いていたことだった。

紙垂は”しで”と読み、時には四手などとも書かれているが、神を守る結界の意味もあることからこの屋敷を守ると言うことなんだろうか。

祇園祭が夏の疫病退治を祈願したように、このあたりでは七夕がその役目を負っているとしたら、、、、、

これは自分の勝手な解釈であるが、当たらずとも遠からんことと思っている。

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a山の畑の老人会合、みかんの木の下で今日もカンカンガクガクとどうでも良い話に熱中する。

今日の話題にひとつに「県立病院の女医さんはいいねぇ」と言うのが有った。

自分を含めて五人中三人が入院経験があり、いずれも担当医師が女医さんだったことも関係しているのかもしれない。

決してスケベ根性ばかりでないのは、話しをよく聞いてくれる。物腰が柔らかいなどであった。

いま、東京医大で入試問題で女性が減点され、合格が難しくなっている問題があり、ほかの大学でも同様なことが有るやに報道されているが、そうした中で合格し医師免許を手にしたとしたら、男性医師よりもよほど優秀な人だといわざるを得ないことになる。

ときとして、パソコンの画面ばかりを見て患者の顔さえ見ないような男性医師がいる中で、入院を経験したことのない二人は「わしも女医さんに当たりたい」と、、、、、。

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2018年8月 6日 (月)

おしめり

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Img_0010高砂百合、原産地が台湾だったことから名付けられた名前で、もうひとつは細葉鉄砲百合という名前も持っている。

こちらは、日本古来の鉄砲百合によく似ているが葉っぱが細いことから名付けられたそうだ。

例によって外来種の力を発揮していまが丁度開花期に当たるため、あちこちで花を咲かせている。

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今朝方近所の人が例によって「言っても仕様が無いんだけど暑いね、うちは動けない病人がいるので24時間エアコンを入れっぱなしよ」という。

「うちは二人とも何とか元気だけどおんなじよ」と言いあっている。

不思議なのは、熱帯夜とはいえ25~6℃にまで夜は下がるのだが、寝苦しいので28℃設定の冷房で結構寝苦しいのが改良されるのはどういうことなんだろうか。

とにかく、静岡に来た40年まえは冷房を入れなくても、窓を開けておけば眠れたのだが、、、、熱帯夜は無かったのだろうか。

先日来夕方になると遠雷が鳴りひびいても雨が降らなかったが、今日は八時ころになって少しばかりのお湿りをもたらしてくれた。

この雨で、今夜はむかしの夜が戻ってくるのだろうか。

”過ぎたるは尚及ばざるが如し”ではないが、ひとつ間違うと豪雨になって浸水する昨今、あまり過激なことが無いように望む。

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2018年8月 5日 (日)

朝顔

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Img_0021浅間神社へ大輪朝顔を見に行ってきた。

朝顔は名前のとおり昼ごろになれば萎れてしまう開花時間の少ない花なので、八時過ぎに境内に入ったのだが、もう少し沢山あるのかと想像していただけに、その鉢の数を見て少々がっかりしてしまった。

しかし、丹精してそだれられた人たちは、多分早起きをして、前日に咲いた花整えて展示しているんだろうと思うと、あまりけちをつけるわけには行かないような気にもさせられた。

とにかく、直径10センチ程度の大輪の花がわずかばかりの風も敏感にとらえて優雅に舞っていた。

帰りに近くのパン屋さんにより、その二階で食事をして、今日の日課は終わり。

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2018年8月 3日 (金)

いっせいに

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近所にあるヒマワリ畑。

早朝の太陽に向かって一斉に顔を向けていた。

花の大きさと高さはまちまちなのに、

なんだか、戦前の全体主義を見たようで気持ちの悪ささえ感じてしまった。

そういえば、何処かの団体でもホテル到着前に玄関で勢ぞろいしてボスを迎えていたとのこと、、、、、、、、、

本来は、”カッ!”と暑い夏をイメージし、ポジテブな印象を与えるはずなのに、こんな風に思うのはむしむしする気候のせいばかりではないと思うのだが、、、

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2018年8月 1日 (水)

大輪を咲かす

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Img_0048先日久しぶりに山百合の群落を見た。

あたり一面かぐわしい香りが漂っていたが、残念なことにはすこし遅かったようで萎んだ花もかなりあり、聞くところによると、ここしばらく降らない雨と暑さに負けてしまったのではないかとのこと、、、、、。

と言うことは、いつもならいまが花盛りって言うことらしいのだが、暑さに弱い自分をかえりみて同情を禁じえないものがある。

山百合は日本独特のものだと聞くが、直径20センチにもなる花の大きさは園芸品種に負けてはおらず、初めて咲くときは一輪で年を追うごとに増える花の数は大きなものになると十輪以上のものも見る。

この百合の根が美味しいので、子供のころよく掘ったものだがほかの植物の根などに邪魔されてなかなか球根まで掘り進めなかったのを覚えている。

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今年はスポーツ界の厄年と言うか、新しく生まれ変われるチャンスの年になるのかもしれない。

年初から大相撲の暴力問題に始まり、女子レスリングのパワハラ、そして日大アメフト部の騒ぎが収まらない中、今度は日本ボクシング連盟に騒ぎが起こっている。

選手個人の不祥事はこのほかにもあるが、根幹を成す団体上部の組織が個人支配と言うか一部の人の意向に利するだけのものになってしまっていることである。

この調子では、ほかのスポーツ団体でも同じようなボス支配のところが数多くありそうだと言うのは、上の言うことには逆らえないと言う日本独特の体質が残っている限り無数にありそうで、ワイドショーのおもちゃ箱になっている。

そして、不思議なことにいずれもがやくざのような服装と雰囲気を漂わしているのに気が小さい人ばかりのようで、記者会見など表に出るのが怖いのも共通している。

歳は自分らよりすこし低い年齢であるが、この世代の老害は政治家にも共通しているものがあり、なんだか日本の行く末が心配になる。

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