雲居の御殿
#飛騨の神岡 雲居の御殿、、、と歌われるようにスーパーカミオカンデのある飛騨市の神岡は雲が立ち込めている。
久しぶりに墓掃除に帰った神岡は折からの雨のあと、山のさこさこから立ち上がる霧が雲となって空につながって行く。
懐かしの山 懐かしの川、姿は変わっていないが人は変わり、見知らぬ人ばかりしかいない、、、、いま浦島太郎といったところ。
むかし勤めた鉱山も様変わりし、「もう知った人は居ないよね」と連れがいう。
「当たり前だよ。鉱山を離れて四十年、そのときに入った人でも今居りゃ勤続四十年だもの、、、、」
本家にあたる従兄弟も今じゃ九十一歳になんなんとして、幾分ボケ気味だと息子は言い、話しはたびたび振り出しに戻る。
しかし、「ご飯は美味い」といい、血色は良い、この分ではまだまだしばらく顔を見ることが出来そうだ。
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細い縮れ麵のラーメンはつゆがたっぷり絡まり、いつになっても懐かしの味で変わらない。
宿は奥飛騨温泉を予約しているので、あわただしくあちこちを訪ねて、ふるさと滞在時間は五時間程度、、、
また次の機会に、早々の挨拶でふるさとを後にした。
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コメント
おばさま
よくふるさとは遠くにありて思うもの、、といいますが、あまり遠くなので、あと何回帰られるのかとおもうと、寂しさもまた一段と、、、、、
投稿: オラケタル | 2018年8月31日 (金) 16時37分
10年ひと昔って言いますね
40年 時間は流れて人は変わりお馴染みさんも
だんだん減って寂しさもありかしら
いつ行っても故郷は温かいのでしょうね
懐かしさが伝わってきました
投稿: おばさん | 2018年8月31日 (金) 13時13分