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2018年8月18日 (土)

網戸越しに

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むかし、高貴な人は御簾越しにしか対面できなかったそうだが、花言葉にそのような意味を持つ月下美人を虫除けの網戸越しにながめている。

昨日今日と一気に気温が下がった夕方から月下美人の花が今年三度目の開花を始めた。

そのため、濡れ縁にまであげて部屋から花を観賞をすることにしたのだが、なにせ羽虫のきらいな人もいて網戸越しということになった。

満開は八時過ぎからで、芳香は風に乗って網戸を通り抜けて鼻腔をくすぐる。

しかし、どんなにきれいな花を咲かせ香りを撒き散らしても、異国生まれのこの花の花粉を仲介する昆虫はいないし、すべてが挿し木で広がった三倍体では実を結ぶことが無い仇花である。

その仇花を、明日の明け方まで風に揺らめかせてみても、管理人たる自分たちは二時間も鑑賞すればカーテンを引いて一夜花の最後を見届けようとはしない。

薄情者と涼風に吹かれて愚痴っているのではないかと、、、、、、、、

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今日は久しぶりに日帰り温泉にいって来た。

土曜日で夏休み中ということなのでさぞかし込み合っているのではないか、子供が風呂の中ではしゃぎまわっているのではないかと心配しながら入ってみると以外にも森閑としていて、拍子抜けしてしまった。

そして、入館者のほとんどは高齢者、、、、、

入る前から露天風呂に外まで聞こえるような話し声が聞こえていたのだが、グループだったようで、自分が着替えて入ったときにもまだ浸かっていた。

年寄り集まるとすぐ話題になるのが病気のことであり、時として自分が他人より重病であることを得々と話す人がいるがこのグループもそのうちだった。

普通男風呂は、口も聞きあわないで黙って入り、黙って出て行くものだが、グループとなるとそうはいかない。

温泉の温度はぬるめときたひにゃ浸かったきりなかなか出る気配も無く、自分としては長めの三十分を我慢して入っていたが「お先に、、」と出てしまった。

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