« 2018年8月 | トップページ | 2018年10月 »

2018年9月30日 (日)

可愛そうなので

Img_0036


Img_0040台風24号がいま一番静岡に近いところを通過している。

と、言っても岐阜県から長野県に向かって台風の目が移動しているそうなので、直線で200kmくらい離れていることになり、台風の直撃を受けている人たちには申し訳ないが、影響がすくないと感じている。

それでも時折、生ぬるい風とともに激しく降ることもある。

ただ、風の力はテレビで言うほど激しくないのは、北アルプスや中央アルプス、南アルプスなどが壁になっているためだろうか。

そして、この日を開花予定にしていた月下美人が「急には止まれない」とばかりに咲き出したので、風に煽られて傷んでしまうのも可愛そうだと、何年かぶりに家の中に入れることにした。

今回はやや少なめだったが、それでも家の中に入れるとむせ返るほど強い匂いが充満して同じ部屋で同居するにはきつく感じられる始末、、、。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年9月29日 (土)

藪の北で

Img_0041


お茶の花が咲き出した。

お茶所静岡では、放棄されたお茶畑が近年多くなって、藪のようになってしまったところなど到るところで花が咲いていて珍しいものではない。

ツバキの仲間だというだけあって、夏場が過ぎると白い花びらに雄しべを盛りだくさんにつけた差し渡し2センチほどの花を春まで次から次へと咲かせ続ける。

花の色は、白一色なのは園芸品種とならなかったためのようだが、いま日本のお茶の75%をひとつの品種が占めているそうだ。

それは、明治になって、清水の草薙の藪の影で見つかった「藪北」という品種で、寒さに強く、一番茶を早く収穫でき、収穫量が安定しているという、農家にとってまたとない品種であることからだという。

米も同様だが、農家に都合の良いものと、本当に美味しいものとは違う。

.

普通、藪の影で育ったものはメジャーにはならないのだが、、、、

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年9月28日 (金)

長~い雲

Img_0039


ひさしぶりに静岡と清水の境にある一本松に登った。

標高300とちょっと、そんなに高い山でもないが、そのむかしこの山の山頂に一本松があって、海上からの目安になっていたそうだ。

いまでは、その松があったという痕跡も分からず、無粋な電波反射板と農作業小屋らしきものががあって眺望を妨げている。

ただ、今日は頭上に雲も無く清水側の延長に真っ黒な富士山が浮かんでいた。

昨日だったか山頂にうっすらと積雪があったようで新聞に載っていたようだが、その気配も消えていた。

今日は五合目くらいから伊豆の上にかけて長い裳腰のような雲を長くたなびかせていたが、夕方までこの雲が切れずに残っていたのは、台風を前にして秋雨前線などが関係していたのだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年9月26日 (水)

さんま考

Img_0008


予想を裏切って空は晴れ上がった。

”天高く馬肥ゆるの秋”  馬並みに自分の腹も出てくるのは、果物の食べ過ぎのせいと分かっているのだが、理性はなかなか欲望には勝てないものものという証明である。

昨年の不良から一転して今年は秋刀魚が豊漁と伝えられているが、あまり安いとは感じないのはどうしてだろうか。

今日もスーパーの魚売り場でさんまを見ていたら、頭と内臓を抜き取った秋刀魚が470円で売られていた。

聞くと、近年こういうう風にしたほうが売れるそうだ。

自分からすると、さんまの一番美味しいところを抜きさってもぬけの殻のようなものとしか見えないのだが、、、、、、、

しかし、浜辺に打ち上げられた鯨の胃袋を調べてみたら、プラスチックのゴミが7kgもあったとか、、、ウミガメが好物のクラゲと間違えてビニール袋を飲み込んでいたとか聞くと、秋刀魚も海洋に浮遊するマイクロプラスチックを胃に入れているのではないだろうかなんて気になってしまう。

もうこの年になれば少々のプラスチックを食べて所でどうってこと無いけれど、若い人は、、、、、ね~ぇ

それにしても、内臓抜きの秋刀魚はわさびの入らない握りずしみたいなもんでしまらないことおびただしい。

むかし、詩人佐藤春夫が書いた秋刀魚の歌の最後に。

.

さんま さんま さんま苦いか しょっぱいか 

そがうえに 熱き涙をしたたらせて 

さんまを食らうは いずこの里のならいぞや

.

と、あったが、海外で仕事していたとき「帰ったら秋刀魚を焼いて、柚子かけて思いっきり食べるぞ」と舌なめずりするほど日本を代表する食べ物なんだが、、、、、

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年9月24日 (月)

黒地に白く

Img_0004


黒地に白く 月の輪書いて ああ美しい 日本の秋は

.

.夕方になって空一面に雲がかかってきて、今年の中秋の名月は中秋無月になったと諦めていた。

しかし、寝ようとしたとき外が明るかったので、窓から見上げてみると、此は如何にすっきりとした夜空に月が一人ぼっちといった感じで輝いていた。

あまりの明るさと下界の明るさによって星の数も疎らな上、月の周りには雲さえなく、、、、、どちらかというと情緒に欠ける中秋の名月であった。

そこで、こんな戯れ歌になってしまったが、むかしだったら「何とか不敬罪」の適用を受けて捕まっていたかもしれないし、右傾化傾向の強まる中将来は安心できない可能性があると思うと、、、、、、、。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年9月23日 (日)

墓になんか居ません

Img_0041


今日は彼岸の中日。

野山をはじめ田んぼの周りは真っ赤に燃えるような形の花が咲き誇っている。

彼岸花、いろいろと説明を聞いているが、この花が時期をたがえずこの日を盛りと咲き出すのだろうか。

桜の花などは気候によって早く咲き出したり遅くなったりするし、日照時間だというなら今年のように曇りや雨が多かった年はやはり違っていいはずなんだけど、、、

ともあれ、彼岸というのはいま生きている此岸に対する向こう岸のことを思う日であるという。

つまり亡くなった人を思い出す日のことであり、決して亡くなった人が墓に戻ってきているわけではない。と、檀那寺の住職に聞いた事がある。

ではなぜ、みんな墓に行くのだろうか。

昨日今日と、家の近くにある沓が谷の市営墓地周辺は交通渋滞が起きていた。

しかし、歌の文句ではないが「墓になんか居ません、空を吹き渡る風に乗ってとんでいます」っていうことになると、、、、、その辺はどうなるのやら、、、。

世に言う「暑さ寒さも彼岸まで」とか。

それかあってか、今日は久しぶりの晴天で気温も三十度近くになっていたが、今年最後の暑さになってくれるとありがたい。

その暑さの中にあって、今日は乾燥した風が心地よく、久しぶりの”山の畑会談”も時間一杯すごすことが出来た。

多分あそこを吹きわたっていた風に乗って気持ちよく亡くなった自分の家族が、、、いや、世間すべての亡者が飛び交っていたとしたら、、、、、、、、、

中には、自動車事故のように正面衝突などして再度あの世に飛び立っていくの知らん、、、、

彼岸の人々を思いやるはずが何処までも脱線していく。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年9月20日 (木)

四つに組んで

Img_0017


やえむぐら 茂れる宿の寂しきに 

    人こそ見えね 秋は来にけり

百人一首に歌われているこの歌の意味は葎がぼうぼうと茂っているこの寂しい宿に人は訪ねてこないのに、秋だけはきちんとやって来た。という意味だと書いてある。

写真は、花が咲き出したヤエムグラの先端に水滴が溜まっているのだが、雨降りの空模様から只でさえ陰気な印象のヤエムグラがさらに暗く、寂しい秋を予感させてくれている。

暑くて雨の少なかった今年の夏を穴埋めするかのように、九月に入ってからなんとまあ、雨の降る日数が多いのだろうがそんなところで帳尻あわせはやめて欲しいものである。

今日までに心地よく晴れた日はほとんど無かったといっても過言ではない。

折からの大相撲にあわせたわけではないだろうが、日本列島を仕切り線に見立てたように、北の寒い高気圧と暖かい太平洋高気圧ががっちり四つに組んで長い時間闘っているかのようだ。

あまり長い取り組みで両者の間に汗が滴り落ちたのが長雨の原因か。

.

.

昨日も書いたが、安倍首相は予想通り石破氏を大差で破って当選したが、その中身は首相に対する批判票があったことになる。

とくに、党員票が首相票の六割だったことが大きい。

あれだけ国会議員を締め付けていながら、自民党員の中には安倍氏をよしとしない人がかなりいることになり下のほうの健全性が示されたといえる。

一方何の恩恵も受けていない陣笠議員を含めて鑑定の締め付けに唯々諾々と従った一年生議員や魔の二年生議員は党員や国民よりも、「もしかしたら何か役職でも、、、」という考えから従ったとしたら、世間との乖離が顕著になった選挙だったのかもしれない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年9月19日 (水)

的外れ??

Img_0033


Img_0034何を思ってか陶器の蛙の左ひざにアマガエルが固まったように動かないで居た。

その様子は、膝の奥深くまるで母親を見つめるかのように、、、、夕食を終え翌朝にもまだ居た。

陶器の蛙はさぞかし冷たかったろうに、、、なんて想像したのだが、これも的外れだったのだろうか。

.

,

a一国の指導者を選ぶ権利は、我々にはない。

選挙人の数が限られているので、その選挙戦も先が見えているようだ。

「公平」「公正」をキャッチフレーズにしたら、相手候補を誹謗したと注意されたという。

人間痛いところを突かれると聖人君子は改めるのだが、そうでない人は怒り狂うというが、、、、

このさき、国家公務員の忖度はまた三年に及ぶのだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年9月17日 (月)

豊葦原瑞穂

Img_0037


今日は「敬老の日」日本中に百歳を超える人が四万人もいるそうで、静岡県もそのうち2,000人ほどとのこと、新聞の四分の一ページほどを使って小さな字で名前を連ねていた。

自分もあと20年ほど生きていたら名前が載り銀杯がもらえるかしらん。

しかし、40年程前には老人の日には六十歳でお祝いしてもらい、バスの乗車券などを貰ったものだったが、自分が60歳になったときには確か七十五歳位にその水準が上がり、七十五歳になったときには何も聞かなくなった。

そしていま、百歳になると銀杯だそうだが、多分二十年後にはそんな制度はなくなっていることは予想がつく。

大体が敬老という生からして胡散臭い。

ほかの祝日同様、連休の材料にしているだけで、消費税を上げて、交通手段を奪って、、、、、いじめているだけではないのだろうか。

.

.

いま700m前後の長野県の佐久平は黄金の波の中にある。

”豊葦原瑞穂の国”とはよく言ったもので稲穂の波は早く刈入れてくれと一斉に輝いているようだ。

地球温暖化によって美味しい米の産地は北海道や高冷地に移り行く中にあってこのあたりの米の評判はますます高くなってきた。

しかし、農業する人の高齢化による人手不足はこの地でも同じで、大型のコンバインなどで刈り入れをするようになってきた。

人手不足を解消するべく導入したコンバインも、ここしばらくの雨模様の天気は、田んぼがぬかるんで重い機械が入れなくて農作業が滞っているため、個人で以前のように稲刈り機を使用できる体力のある田んぼしかまだ稲刈りが出来ていない状態で、ところどころしか、茶色い土に変わっていなかった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年9月16日 (日)

蚊帳考

カヤツリグサが茎の先端に葉っぱと地味な花を広げている。

カヤツリグサは蚊帳吊り草であり、往時は夏の必需品であった蚊帳から来ているのだが、エアコンが発達したいま窓を開け放って蚊帳を吊るということがなくなり、今では忘れ去られた存在である。

Img_0002


垂乳根の母が吊りたる 青蚊帳を 

     清がしといねつ 弛みたれども

そのむかし、学校の授業でならった長塚節の俳句だった。

多分、久しぶりに帰郷した息子に小柄な母親が踏み台に乗って蚊帳を吊ってくれたのだが、ゆるゆるに張ってあって居るのを見て、「清清しいよ」って声をかけた情景が目に浮かぶ。

その当時この歌は、何の抵抗も無く受け入れられた言葉だが、今の若者には難解な俳句であろうことは良くわかる。

自分たちの育った飛騨の山奥は蚊も少なかったので蚊帳は吊った覚えが無いが、高校生のころ岐阜市へ陸上競技の大会に行ったとき泊まった宿で蚊帳を吊ってくれた。

部屋の四隅に引っ掛けて張った蚊帳に四人づつが入って寝たのだが、むさくるしい男三人、開け放った窓からは風も通わず、蚊取り線香の煙が漂う中、なれない自分たちはとても寝られた状態ではなかった。

翌日の成績の悪さを蚊帳のせいにして抗弁した。

.

.

夏の間少なかった蚊がやたらと増えている。

蚊ってどこかに避暑していたのか、自分並みに暑さに弱いのか。

雨上がりの隙を狙って、畠に行ってみたが、身体の回りをぶんぶんと群がって来るアカイエカ、散水用の水ために置いた古い浴槽にボウフラが居たのでここから発生したようだ。

早速、殺虫剤を撒いて退治したが、あちこちにこんな水溜りがあるのでどれほどの効果があるのやら、、、、、、

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年9月15日 (土)

ハミズハナミズ

Img_0020


「ハミズハナミズ」という言葉を最初に聞いたときには何かの呪文かとも思った。

漢字で「葉見ず 花見ず」と書いて彼岸花科の花だといわれてやっと理解できた。彼岸花h花が咲いているときは葉っぱが無く、葉っぱが出ているときには花は終わっているのでそう言われているという。

いま、田んぼの周りや草原を赤く染め出している彼岸花と時期を合わせるかのように庭の片隅にピンクの花が咲き出したが、この花の名前はわからない。

いつ誰が植えたのかもわかららないが、ほとんどタマネギと同じくらいの大きさの球根を、土の上に半分ほど出して毎年何本かの茎を立てて開花している。

.

.

先日テレビで「なんでもかんでも名前を付けなければ気がすまないのが人間である」といっていた言葉を思い出した。

昭和天皇も「雑草という草はありません」といっていたことも同様である。その伝からいうと上の花にも名前があるはずである。

そのむかし、アンデス山中で仕事をしていたとき花を見て現地の人に「ケ セスト?」と聞いたところ「エス フローレ」と答えた。

「ふーん、フローレという花か」と思っていて、次の花に同じ質問をしたらまた同じ名前が帰ってきた。

そこでようやく彼は花の名前など興味が無く、全てスペイン語の「花」でひとくくりにしているのがわかってがっかりした。

同じように、マダカスカル特有の固有種である”アイアイ”は動物学者が現地の人に指差して聞いたら「アイアイ」だと答えたのでその名前にしたが、現地の言葉で”アイアイ”は知らないという意味だったそうだ。

なんでもかんでも、名前をつけたがるのは自分は知識があると思っている人のことであり、生活に関係なければひとくくりにするのが、、、、、、、、

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年9月13日 (木)

撮り鉄?

Img_0026_2


鉄道ファンの中にはいろいろな分野があって、その中で写真をと写すファンを”撮り鉄”というそうだ。

自分は写真好きなのだが、そんなに鉄道に対して夢中になったことがないので、撮り鉄ではないと思っていたが、今日はそうでもなかったのかな?なんて、川原に座って考えていた。

静岡では金谷駅と千頭駅を結ぶ太井川鉄道が毎日蒸気機関車を走らせていて、弟の子供たちがそのむかしこの列車に乗るためだけに我が家を訪ねてきたことがある。

それは、さておき、久しぶりに金谷と千頭駅の中間くらいに当たる日帰り温泉へ来てみたがあまりにも混雑していて、駐車スペースもないので止めてほかにまわろうということになり引き返そうとしたが、昼時間も間近かだったので「食事くらいしよう」と食堂に入ったら、十二時に蒸気機関車が来るそうだからと聞いた。

「それじゃ~ 写真の一枚でも、、、」ということで撮影ポイントを探していたら鉄橋のそばの川原から写してみることにした。

ポスターなどには正面からのものが多いが、この場所からのは見たことがない。

と、川原に下りてみると、適当な風が吹いていて砂利の上に腰を下ろしていると昼食で膨らんだお腹のせいもあって眠くなりまどろんでしまう。

幸せってこんな感じ、予定時間が来たのに蒸気機関車の気配は無い。

しかし、腰を上げる気にはならない。結局三十分以上その場に居て汽笛を聞いた。

列車は何度も咆哮を上げ、鉄橋に差し掛かり瞬く間に渡っていった。

時間にして二分とはなかったような気がする。

そんなことのため、ひとつ処で長い間座り込んでいられるのは、”撮り鉄?”いや、もう再び生産されることのない蒸気機関車、滅び行くものに対する惜別の情?、、

どっちだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年9月12日 (水)

エアコン

Img_0014


Img_0010昨日今日と涼しさが一気に入ってきて、終日エアコンのリモコンに手触れることがなかった。

本当に何日ぶりのことだったのだろうか。このまましばらくは触ることがないのを祈るのだが、、、、

考えてみれば例年になく梅雨明けが早く、熱波が一気に襲ってきたため暑さなれしていなかった身体にはこたえた。

特に雪国育ちでいまだに暑がりの男には耐え難く、おりから、テレビなどからは「我慢をしないでエアコンを入れて」というありがたい音声が追い風になって「ええい ままよ」と一日中何処かのエアコンをうならせていた。

そして、驚いたのはその結果としての電気代が月あたり3,000円程度しか多くなかったことであった。

技術の進歩は目覚しいものがあり、四十年ほど前のエアコンに比べると格段の差があり、あのころは、スイッチを入れるのがはばかれたものだった。

もっとも、四十年前はこんなにも暑くなかったような気がする。

折から、近所のコスモス畑には、冬支度をするかのように揚羽蝶や蜂が蜜の吸いだめをして体力を維持しようとばかり、ひっきりなしに花びらを巡り歩いていた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年9月10日 (月)

悪の日

Img_0011


ランタナの蜜を吸いに来たセセリチョウ。

先日の台風にでもやられたのか羽の先がささくれ立っているように見える。

セセリチョウが羽化してどのくらいの命なのかしら無いが決して生きることをあきらめないで、蜜を吸って今一度元気を回復しようとしているかのようだ。

対するランタナの日本名は”七変化”だそうだ、なんだか紫陽花に似たような名前を冠しているが、自分なら七宝と名づけたほうがあっていると思うのだが、、、、。

何とかという芸人を見習ってセセリチョウが、”食べ物宝石箱だ~”とでも言いそうな雰囲気が見て取れた。

.

.

今日は旧暦の八月一日、いわゆる八朔というやつだ。果物にもハッサクという同じ名前の柑橘があって、われわれ山に集まる仲間はこの木の下で与太話にくれる。

元に戻るが旧暦の八月一日は、むかしから天候が荒れる日ということで、二百十日、二百二十日とともに三悪日といわれてきたそうだ。そして、

そして、九月十一日は春分の日から数えて二百二十日に当たる日なので悪の連なる日、、、、、、、

連れは「有東木の蕎麦を食べに行こう」と誘ったが、気分が乗らないと拒否した。

おりしも、朝方晴れた空も昼過ぎから降りだし、一時は激しく降って裏の川も増水した。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年9月 8日 (土)

エノコロ草

Img_0015


雨が降ったり止んだりと変幻極まりない空模様だったが午後になって青空が見えてきた。

その青空に手を振っているかのようにエノコロ草が揺れていた。

エノコロ草、どうやら犬の子供、イヌッコロという言葉からつけられたようだが、別名の猫じゃらしのほうがこの草には似合っているような気がする。

実際親猫には見向きもされなかったが、子猫には凄く人気?があったのを憶えている。

この草は粟の原種だとのことで交雑さえ起こすというが、小豆同様、よくぞこんな草を粟になるまで品種改良をしたもんだと驚く。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年9月 6日 (木)

地震 停電 断水 火事

Img_0010


まだ暑い日が続いてエアコンと完全におさらばをするにはまだ早い日々が続く。

しかし、季節はちゃくちゃくと進んでいるようで、シュウメイギクの花も咲き出していた。

シュウメイギクは秋明菊と書きその穏やかなな花の色は清楚、涼しげなどの言葉がそっくりと当てはまるが、この花びらのような部分は花びらではないし、菊と名がついているが菊の仲間ではない。

.

.

朝連れの友達が「テレビを見てごらん」というので始めて北海道で大きな自信があったのを知った。

毎朝七時に、BSテレビの”里山”というのを見るのがテレビ始めであるが、そのときは気がつかなかった。

今朝方未明に起きた地震だそうだが、こちらまでは揺れが来なかったようだし、”里山”が済めばいったんテレビを切るので、八時過ぎになってようやく教えてもらって知った次第、、、

むかし、神戸の地震は揺れたのは知っていたが、あんなに大災害と知ったのは五時間ほど後、仕事に行ってからのことだったが、当時は政府さえ遅くなってから対策本部を立てたころだったから無理も無い、といえばそうなる。

そして、今回の地震で驚いたのは北海道電力の停電が北海道全体に及んだことである。

ライフラインの要である電気が全てダウンし、完全復帰は一週間以上かかるとのこと、、、、、ほかの電力会社はどうなんだろうか?。

北海道なら自分たちのところより幾分涼しいのかもしれないが、工場などはもとより、家庭の中でエアコンや冷蔵庫が、、洗濯機が、、、電化製品が使えなくなると、いまの日本ではたちまちお手上げになること請け合い。

むかしは”地震 雷 火事 おやじ”が怖いもの順であったが、いまの世の中は地震 停電 断水 火事などになるのかな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年9月 5日 (水)

老害

Img_0003


台風一過、朝から青空見えていたのに、暴風注意報が消えたのは九時過ぎでありなんだか間が抜けている感じさえした。

昨日は大阪を中心に大きな被害をもたらした台風も、我が家の付近ではときどき雨風が強くなるものの、警報にあったような大量の雨と風は免れた。

いつもは、急上昇する裏の川も50センチとは上がらず、朝起きてみると普段と変わらない様子。

朝日を反射してきらきらと輝いていた。

.

.

今年に入って体操界が大揺れに揺れている。

その原因は老害にあるといってよいのかもしれない。

昭和のはじめそれまでお坊ちゃんの趣味であったスポーツが軍事訓練に転用されてから教練というな名の下に、上の人に服従するということと、殴る蹴るなどの暴力で教え込むという風習が残り続けたことが原因となり、そのことで育った七十代近辺の指導者といわれる人に受け継がれる格好で来たことに問題が噴出しているのであろう。

歳をとるということは、叱ってくれる人がいなくなることであり、その栄光はいつまでも自分の頭に染み付いていて、なにかことあれば「いまの若い者は、、」と聞く耳を持たなくなる。

ボクシング問題のとき村田選手がツイートしたといわれる「そろそろ潔く辞めましょう 悪しき古き人間たち もうそういう時代ではありません」

一番古い風習が残っているといわれる大相撲でも親方定年制があるように、スポーツ団体にかぎらず、垢のたまっているところでは定年制で引退をさせたらを良いのではないだろうか。

もちろん悪しき古き政治家も、、、、、、、、、

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年9月 4日 (火)

開港記念日なのに

Img_0003


Img_0005台風21号が足早に立ち去ったが、その名残りはいつまでも影響している。

そうした中で今回の台風の一番象徴的だったのは、関西国際空港が水浸しになったことであろう。広い駐機場が一面水浸しで海との境が判然としないままになっていた。

と、いうことはこの下にある設備に重大な損賠が発生していることは、言うまでも無いこてであろう。

かてて加えて積荷を下ろしたとはいえ、タンカーが取り付け道路にぶつかって道路橋を変形させている。

機能を完全に回復させるまでにはかなりの日数を要するものと思われる。

関西空港は、海の上に作られたのだから、これらのことは想定済みだったのではなかったのだろうか。

以前に地盤沈下を起こしていると聞いたような気がするが、、、

予想をはるかに超えたとまた言うのであろうか。

我が家のすぐ裏に国道一号バイパスが走っていて、その橋脚の強化工事が三~四年前に続いてまた行なっている。

建設から二十五年ほどしか経っていないので老朽化というにはまだ早いところを見ると当初の設計に落ち度があったということになる。

同じころ建設された空港。念のため調べてみたら1,994年の丁度今日、開港したとあった。

おやまぁ~とんだ開港記念日になってしまったものだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年9月 3日 (月)

山椒はヒリリと

Img_0029


”山椒は小粒でもヒリリと辛い”と憶えたのだが、検索してみると”ピリリ”としかでてこない。

ためしに広辞苑の第一版を開くとヒリリは「ひりひり」とあり、ピリリは”ぴりぴり”となっている。では”ひりひり”と”ぴりぴり”の違いはというと”ひりひり”は「辛味が強く口中を刺激すること」とあり、”ぴりぴり”は「ひりひり」とだけしか書いていない。

つまり同じことらしいのだが、インターネットの検索では片方しか書いていないのだろうか。

結局のところインターネットも万全ではないということに落ち着く。

ともあれ、台風の前触れのような冷たい雨を受け山椒も秋を予感してか、赤く色づきはじめている。

.

.

先日新聞を見ていたら、中米ベネズエラで一万分の一にデノミを実施するというのがありびっくりしていたら、インフレ率が100万%なので、あまり影響が無い、、、というのがあった。

インフレ率100万%?。とても想像のつかない数字でわけがわからなくなった。

一年365日としも毎日3000%の値上がりとなるとお金の価値というか意味がわからなくなり、縄文時代みたいに物々交換しかなくなるのでないだろうか。

と、おもっていたら、昨日になって今度はアルゼンチンで金利が60%になったという。

これも驚きで、複利計算で行くと100円借りたら一年後160円になり、翌年は256円と、、、、、これではうかうかとお金も借りられない。

結局はどちらの国も経済が破綻してしまったことになる。

国の経済のことはまったくのど素人でわからないのだが、ベネズエラは産油国であったし、アルゼンチンは1990年代には先進国の仲間入りする国だといわれていたはずである。

その国が内乱や戦争があったとは聞いていなかったのでさらに驚く、、、、こうなると、借金大国の日本もいつかその道を歩むのではないかと心配になるが、、、

           はて さて

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年9月 2日 (日)

黒作り

Img_0018


藪豆の花が草むらの中で咲いていた。

ほかに掴まって伸び上がるような小さな木がないので、草の間を這い回って花を咲かせたようだ。

この時期に花を咲かせまもなく小さな鞘の中に豆を育ててはじかせて種を飛ばすのだが、この花の場合飛ばすにも飛ばすところが無いので、、、、、

まったく不運な種だったことになるのかな。

.

.

a今日は久しぶりに娘と食事に行った。

先日飛騨で買ってきた黒作りと蒲鉾、インスタントラーメンを持って。

黒作りはイカ墨で造った塩辛で、イカ墨の使わない塩辛を赤作り呼び、自分の家では黒作りのほうが好まれて居たので、向こうに行った際は必ずといっていいくらい買ってくるものであり、小学校だけしか居なかった娘も、静岡の人にはあまり好かれない真っ黒な黒作りに目が無い。

.

さて、娘と二人での食事はある程度近況を話し合うと話題が無くなり、食事を済ませると「じゃ~」といって分かれて帰ってきてしまった。

女同士だと早くても小半日は帰ってこないのに、、、、、男親とはつまらないものである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年9月 1日 (土)

リンゴ園で

Img_0052


長野はいまリンゴの最後の手入れに大忙し。

それこそいろんな種類があっていま取り入れているのは”つがる”でその次はシナノスイートか秋映か素人の自分には見た目ではわからない。

そして、こんなに手間のかかる果樹も珍しいのかもしれない。

春先の剪定、花や実を摘んで消毒をし、いまは満遍なく日が当たるように玉回しの時期ということで、足場台車をリンゴ畑の中、あちこちと移動させている。

おりしも台風が来週にも日本を縦断するとか、、、、、、

いままで、台風被害を免れてきた長野のリンゴ農家も気が気ではないだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2018年8月 | トップページ | 2018年10月 »