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2018年9月20日 (木)

四つに組んで

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やえむぐら 茂れる宿の寂しきに 

    人こそ見えね 秋は来にけり

百人一首に歌われているこの歌の意味は葎がぼうぼうと茂っているこの寂しい宿に人は訪ねてこないのに、秋だけはきちんとやって来た。という意味だと書いてある。

写真は、花が咲き出したヤエムグラの先端に水滴が溜まっているのだが、雨降りの空模様から只でさえ陰気な印象のヤエムグラがさらに暗く、寂しい秋を予感させてくれている。

暑くて雨の少なかった今年の夏を穴埋めするかのように、九月に入ってからなんとまあ、雨の降る日数が多いのだろうがそんなところで帳尻あわせはやめて欲しいものである。

今日までに心地よく晴れた日はほとんど無かったといっても過言ではない。

折からの大相撲にあわせたわけではないだろうが、日本列島を仕切り線に見立てたように、北の寒い高気圧と暖かい太平洋高気圧ががっちり四つに組んで長い時間闘っているかのようだ。

あまり長い取り組みで両者の間に汗が滴り落ちたのが長雨の原因か。

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昨日も書いたが、安倍首相は予想通り石破氏を大差で破って当選したが、その中身は首相に対する批判票があったことになる。

とくに、党員票が首相票の六割だったことが大きい。

あれだけ国会議員を締め付けていながら、自民党員の中には安倍氏をよしとしない人がかなりいることになり下のほうの健全性が示されたといえる。

一方何の恩恵も受けていない陣笠議員を含めて鑑定の締め付けに唯々諾々と従った一年生議員や魔の二年生議員は党員や国民よりも、「もしかしたら何か役職でも、、、」という考えから従ったとしたら、世間との乖離が顕著になった選挙だったのかもしれない。

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