墓になんか居ません
野山をはじめ田んぼの周りは真っ赤に燃えるような形の花が咲き誇っている。
彼岸花、いろいろと説明を聞いているが、この花が時期をたがえずこの日を盛りと咲き出すのだろうか。
桜の花などは気候によって早く咲き出したり遅くなったりするし、日照時間だというなら今年のように曇りや雨が多かった年はやはり違っていいはずなんだけど、、、
ともあれ、彼岸というのはいま生きている此岸に対する向こう岸のことを思う日であるという。
つまり亡くなった人を思い出す日のことであり、決して亡くなった人が墓に戻ってきているわけではない。と、檀那寺の住職に聞いた事がある。
ではなぜ、みんな墓に行くのだろうか。
昨日今日と、家の近くにある沓が谷の市営墓地周辺は交通渋滞が起きていた。
しかし、歌の文句ではないが「墓になんか居ません、空を吹き渡る風に乗ってとんでいます」っていうことになると、、、、、その辺はどうなるのやら、、、。
世に言う「暑さ寒さも彼岸まで」とか。
それかあってか、今日は久しぶりの晴天で気温も三十度近くになっていたが、今年最後の暑さになってくれるとありがたい。
その暑さの中にあって、今日は乾燥した風が心地よく、久しぶりの”山の畑会談”も時間一杯すごすことが出来た。
多分あそこを吹きわたっていた風に乗って気持ちよく亡くなった自分の家族が、、、いや、世間すべての亡者が飛び交っていたとしたら、、、、、、、、、
中には、自動車事故のように正面衝突などして再度あの世に飛び立っていくの知らん、、、、
彼岸の人々を思いやるはずが何処までも脱線していく。
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