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2018年10月16日 (火)

素朴な出雲神楽

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十月十二日の宿は玉造温泉。

小さな川を真ん中にしてその両側に宿をはじめとして娯楽施設などが並ぶ町並みは、秋田の銀山温泉を思わせる。

宿は幾分古く、別棟は昭和天皇も泊まったというのが自慢の保性館という名の温泉宿。

はじめは宍道湖のそばとも思っていたが、ここに決めたのは、午後八時半から出雲神楽が催されるとあったからである。

宿から五分ほど離れた場所にある「ゆーゆ」というところで行なわれ、神楽はこの地方のあちこちのグループ五社中が交代に金 土 日の三日間十月一杯公演する。

そして、この日は雲南市の佐世神楽社中が公演した。

筋書きは子供のころからよく聞いた須佐之命が八岐大蛇を退治するくだりであり、これは何処の社中も同様であるそうだが、この社中の代表者によると古い形式を残したものであるという。

全部の神楽を見たわけではないので分からないが、以前何かで見たものに比べれば素朴な感じだったのは分かった。

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絵よりも庭で有名な足立美術館

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夜が明けて、ここにくれば必ず寄らなければならないだろうとおもわれる十三日は足立美術館である。

前の夜連れから、足立美術館にはどんなものがあるのって聞かれたが、美術館の外の景色が素晴らしいだと言うくらいしか知らなかったので答えることが出来なかった。

十時に到着してみると、すでに駐車場はかなり埋まり、入り口には行列が出来ていた。

その半分くらいは中国人か????みんなスマホをあちこちに向けて撮影に余念が無く、集団で移動するためその中にまぎれると押されるような動きしか出来ない。

そのため、ところどころで休んではやり過ごしながらの移動であった。

美術館の庭は確かにテレビで紹介されているようにすばらしいものであったが、館内の展示品は横山大観の作品を中心にしてあのころの日本の画家の作品が数多く展示されていた。

しかし、ここ三日の旅行で足が疲れ、展示室の椅子に腰を下ろすようになると、館内の展示物に集中することが出来なくなり、もったいないと思いながらも一通り目で追うだけの鑑賞になってしまった。

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外に出て、米子自動車道から中国自動車道~名神などを回って豊田市に帰り着いたのはやはり六時間後の七時すぎ、、、、、

無事事故も無く、喧嘩もしないで楽しく帰ってこられたのを感謝し、また祝杯で夜もふけ、いつの間にやらそのままぐっすりと寝込んでしまった。

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コメント

TOMOKOさま
ありがとうございます。
長寿旅行、こういうのは連れ合い同士が仲が良くなくては出来ないことなので、連れに感謝しています。
弟夫婦とは、ジャガイモやリンゴの収穫で毎年五回くらいは長野で落ち合っているのですが、今回のような長旅はもう二度と出来ないね。という思いもあってすることにしましました。
年の功というか、体力の違いというか弟が難しいところを七三で運転を請け負ってくれての旅でした。
おかげで、楽しい疲れが今も残っています。

投稿: オラケタル | 2018年10月17日 (水) 16時59分

皆様の長寿をお祝いしての旅だったのですね!
長寿、そして長旅をご無事にこなされて、おめでとうございます。  ほっと、お疲れが出てるでしょうか?
山陰は、岡山に住むものにはまずまずの近さ。それでも
行けてないところが沢山あります。砂の美術館も。
神楽は地方により派手なもの、素朴なものありますね。
ご覧になられた雲南の素朴なものが私は好きです。
長旅お疲れ様でした~~

投稿: tomoko | 2018年10月17日 (水) 05時30分

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