着物を見せびらかしに
秋も寒さを感じるころになると、きまってジョウビタキが庭にやってきて、小さな声でチッチッチッと啼く。
見れば、隣との境の塀にじっと立って上を見上げていた。
まるで、女の子が成人式の振袖を見せに来るような感じで「どう この色合い素敵でしょう?」といわんばかりに、、、、
こちらとしては年年歳歳花あい似たりではないが、どのジョウビタキも一緒に見えてしまい、どう返事してよいか分からない、、、、、
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今日は十月の晦日、西洋で盛んだといわれるハロウィンの日だそうだ。
軽薄短小の一部若者がこの日を利用して傍若無人な振る舞いをしているとワイドショーは各局とも放映していた。
ハロウインだクリスマスだバレンタイデーなどといって、その本質も知らず取り入れては大騒ぎをする。
混乱に乗じなければ騒ぐことも出来ないのか、仮面をかぶり仮装して自分が誰だわからないようにして、、、、
人がするから自分もしなければ不安を感じるのだろうか。
東京の人は行列があるとなんだかわからなくてもその後ろにくっついて並ぶというが、これも同じような心理なのだろう。
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