驚いた 驚いた
十月十二日、この日の予定は国宝松江城と出雲大社、そして、夜は出雲神楽ということであった。
松江の城に着いたのは午前十時すこし前であったが、すでに駐車場は満杯であり、道路上に駐車待ちの車の列が出来ていた。
近くに民間の駐車場でもないかと捜し歩いたが分からず、裏手の駐車場に入れようとして近所の人に聞いたら、最初の大手門前の駐車場で待っていたほうが良いというのでまた元のところに戻ったが、それからが長かった。これだけ車で来る人が多いのに駐車場が少なすぎると文句たらたら、、、、、
ようやく順番が来て、大手門には入れたのは待ちだしてから四十五分後のこと、見事な城壁と樟を見て天守閣に行くには十五分ほど坂道を上った先で、案外城門を破られると持ちこたえられないような感じがした。
天守閣は同じく国宝の犬山城よりかなり大きいが松本城より小さ目か、、、、しかし、入り口から見上げた真っ黒な天守閣は威圧感充分である。
木造の急な階段を登って最上階に国宝認定書があったが、昭和二十七年かともったら平成二十七年とのこと、それこそやっとこの間のことに驚いた。
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ついで、今回最大の目的であった出雲大社に向かったのだが、予想より離れていることに驚く、そして、駐車場脇の食堂に入って名物出雲蕎麦を食べたのだが、小さなおわん三個にそれぞれ違った具が載った”三色割りこ蕎麦”というのが思ったより美味しく安かった。
名物に美味いものなしとか観光地の食堂は、、というつもりだったのでこれまた驚く、、、
腹ごなしを兼ねて参拝のあと、あちこちを巡り歩いてみたがテレビでもよく見る注連縄は予想通り、本殿裏から格子越しに覗いてみるが全容がはっきりしない。
もし、神話のように十六丈(48m)もあったとしたら、さぞかし壮観であったろうがなんて考えてしまった。
十月は神在月とか、そこここに見物衆に混じって神さまもそぞろ歩いているんだろうか、どれが神さまなのかな、、、いや、ひょっとするとみんな神さまかもしれないし、自分も神様なのかもしれないなんて傘寿の老人は思いながら参拝者を眺めている、、、、、
ああ~あ、疲れた。今日はこの辺で、、、だんだん
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