年金ジジイ
山茶花はもともと”サンチャカ”といっていたというのを聞いた。
椿の仲間のなかに、お茶が入るのは花の形を見ても分かるように、山に生えているお茶の花という意味だとするとよくわかる。
そのサンチャカがサンサカになり、サザンカと変化して行ったそうで、将棋の雪隠詰めがセッチン詰めから今ではセンチ詰めと将棋界でも言われるようになったとか、、、
時代が進むにつれ、間違い言葉が字句を飛び越して正規になってしまうのはほかにもあることだが、花にとってはどうでも良いことなのだろう。
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「はいはい、私がその年金ジジイです。若い人にたかって暮らしているんです。年々低くなっていく年金支給額に先行きの不安で気持ちが荒れ、のんべんだらりとしか見えない仕事をしているお役所が賃上げで収入が増えていくのを見ると腹が立って役所の窓口で怒鳴るんです!」
「年金を納めている世代の不安もわかるんです。しかし、われわれがこんなに長生きすることも、少子化で若い人が減っていくのもこの年金制度が出来たころは分からなかったのです。つまり、想定外ということでしょう」
アベノミクスでは大企業が儲かれば、従業員の給料が増え、その給料が一般を潤し世の中の景気が良くなっていくということだったのだが、、、、、、
なかなかそのとおりにはならず、富の分配が偏ってきた結果、貧富の差がますます大きくなっただけであり、おまけに弱者いじめの消費税が増えるとなると、ますます社会は隔たりが大きくなっていく。
そして、これが世界的傾向だとなると、年金ジジイばっかりでなく、国民の過半数が怒鳴り始めるのだと思うんだが、、、、、、そうなると恐いよ~
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