枯れ薄
富めるものはますます富を集め、一度踏み外すと詐欺や博打でなければ最後まで浮かび上がれない仕組みをどの国の政府も推し進めている。
フランスのようにデモは文化だと認めているところでも、この機に乗じてか、はたまた鬱憤晴らしか略奪に尾ボブ物が出てくる。
しかし、ほとんどの国では、政策に反対するとどの政府も力でねじ伏せよう押している。
その中でおとなしい日本人は”枯れ薄”など歌って自分の身の不幸を嘆いている。
日暮れ間じかの麻機田んぼのわき道、光を失った太陽が種を散らばかそうとしている葦の穂を透かしている。
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拙速といわれ、法案も穴だらけの出入国管理法改正案が参院を通過した、改正と言うからには良くなったかと思いきやその中身は在留資格が審議されただけで中身については、法案を提出した法務省でさえわからないと言うものである。
人手不足を賃金を安く使える外国人に頼ろうとした経済団体の要望にこたえただけとしか見られないことは、劣悪な条件を改正し日本で心地よく働いてもらおうと言う姿勢は一切見えない。
いまの人手不足が何時まで続くと思っているのだろうか、リーマンショックのあとブラジルから入ってきた日系二世三世を説得して帰ってもらったことを忘れてしまっているかのようだ。
実際にオリンピックを終えるとその国は景気減退期に入るのだが、2021年はそうなる可能性が無しとは言えない。
そのときまでのつじつまあわせの法案となりそうで、、、、、
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