辛夷咲くあの丘
最低気温が五度だったから、氷雨と言うほどの冷たい雨ではなかったが曇り空のせいでいつまでも暗い朝になり、体感温度も寒々とした感じで温度計よりも低く感じてしまった。
その雨も午後の三時過ぎには青空が見えてくると気温は十六度にも達し、家の中でごろごろと過ごしていて気が滅入ってきていたので散歩に出かけた。
行くさきは例によって麻機田んぼの先、遊水地の高台である。
ここには早咲きの辛夷があり、今ごろになると毛で包まれた鞘を脱ぎ捨てて白い花が咲き出しているからである。
行ってみると予想にたがわず咲き出しており、朝昼とワイドショーで見たいやな世の中のことを忘れさせてくれる。
休憩も入れて一時間半の散歩は精神衛生によい効果があった。
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