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2019年6月26日 (水)

神々しく昇る

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ひさしぶりの早朝散歩は日の出時刻だった。

薄雲かかる朝焼けの太陽は田植えが終わって間もない田んぼの水面に写しこんで神々しささえ感じられ、思わず手を合わせてしまう。

人間と言わず地球上のものは何らかの因縁で太陽のお世話になっているが、そのありがたさはこんなときでないと考えられない。

特に今の時期、頭の天辺からチカチカと刺激を与える太陽光線は目の仇にされ帽子や化粧で遮断され、むかしのくろんぼ大会など忘れ去られれてしまった。

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夕方になって娘がチラシを持ってきて「じいじ これに行ってこようよ」と言うので近くの学校の体育館で催されている太極拳の講習会に行ってきた。

チラシの中にベテランも初心者もと言うの字があったのでちょっと尻ごみをしたのだが、行ってみてやはり予感があっ立った。

講師が「太極拳 初めての方?」と言うのに手を上げたのは自分と中学生と思しき女の子二人だけ、あとはみんな少し以上の経験者ばかり、基本からと言うがなかなか身体がついていかないというか動かす順番が憶えられない。

一時間半のコースの中ほどで講師が「最後に腹の上で男は左手を上にして組み、女は右手を上にして組む」と言ったので「どうしてその違いはあるのですか?」って聞いたらなかなか納得できる返事が無かった。

多分、「むかしからそういう習慣です」とでも答えてくれたら「そうですか」と引き下がったのだが、、、、、、、

娘あとから曰く「あのときから会場の空気が微妙に変わった」とのことであった。

まったくの素人が聞くと、長年それを疑問に思わず受け入れてきた人には答えようがないようで、中国人の講師はこの次にでも、、、、とお茶を濁してしまった。

集まった中で一番年上で初心者のじいさんは一番辛らつだったようだ、、、、、

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