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山法師の花が一列になって咲いていた。
これに長刀でも持たせたら、平安時代の叡山の荒法師さながらに白川上皇まで嘆かせた法師となろう。
街路樹の花水木とはよく似ているが、みのできる時期と形がまるで違う。
しかし、子供のころこの木の実を”いつき”と呼んだのは大人の誰かが水木だといったことによるのかもしれない。
七月の終わりころ、梅雨明けと夏休みが始まるころ、この木の実が赤く熟れると、何をおいても山に行き底なしの腹を少しでもいっぱいにしようと食べ漁ったものだった。
投稿者 オラケタル 時刻 21時15分 思い出 | 固定リンク
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