押し黙って
麻機田んぼの一角、カルガモとサギがかたまってじっとしていた。
何時降り出すか分からない空模様のしたここに集まっている連中は自分と一緒の暇人なのだろうか。
特にカルガモときたら雄は子育てに協力しないのですることもないだろうし、サギのほうは、何かの故障があってのことなんだと思う。
一箇所に集まっているのに妙に押し黙っているかのように身動きもしないでいる。
この点は、われわれ甘夏の木の下に集まるグループと少し違うところである。
そういいながら、ここしばらく雨に降られるのを警戒して、ここ一週間で二回しか行っていないことに気が付いた。
二重掛け金や空白期間問題で加入者に迷惑をかけたのは営業が勝手に行った(?)などで簡保生命が加入二千九百万件を調べなおすため、新規の営業をストップしているとのこと。
そこで、コマーシャルを見てみると「社員が安心した職場で笑顔になる」「働くことの楽しさ、やりがいは日本一です」「仕事のあとは好きなことでリフレッシュ」などのことがならんでいる。
報道では「ノルマがあって厳しく責められている」などとはずいぶん違う内容になっている。
前のコマーシャルで井の原快彦が演じていた簡保職員がニコニコ顔で説明していたのはなんだったのだろうか。
あの知的な俳優と思われていた石坂浩二が電力会社のコマーシャルで原子力発電の必要性を言っているが、タレントも、コマーシャルに出る以上反社会団体との付き合い同様ある程度の内部調査をしてうえで出るべきではないだろうか。
ただお金になりさえすればよいというのはちょっとおかしいのでは、と思うのはこちらの僻目?。
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