夕焼けの空に向かって大きく息を吹きかけた。
それまで丸く浮かんでいたシャボン玉が大きく変形した。
意識して造ったものではなく偶然の産物であるが、なんだかこの女の子の魂を見た思いがした。
このごろ子供の数もめっきり減り、ひさしぶりに子供の歓声を聞いていると、、、、むかしを思いだしてしまう。
海へ海水浴に行ったのはいつが最期だったか知らん、、、
川へ行ってバーベキューに興じたのは何時ころだったか、、、、
すくなくとも孫たちが小学生のころだったから十年、いやもうすこし前だったようだ、、、、
”子はかすがい”ならぬ孫がかすがいだった。
子供の力をエネルギーに出来た時代は遠い昔のゆめまぼろしのよう。
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