サボテンの花
今年最後のサボテンの花が散った。
もう十年余前になるが、知り合いの九十翁の家にあったものをもらってきた。
いわば形見といったところのサボテンだった。
土が合わなかったのか、その後長らく成長もしないでいたのを、三年前に日当たりの一番強い場所に移したらすくすく伸び四mほどになった今年初めて花を咲かせた。
みれば、その前からある月下美人の花ともよく似ていて、サボテンの花というのはこういうのが多いのかなって感じがする。
昭和五十年だったと思うが、ペルーから帰ってきたとき、「一つ屋根の下」と言う青春ドラマあって、その主題歌に”サボテンの花”と言う歌が流行していた。 とおもっているが、、、、、思い違いでなければ、
ドラマも見ないで、そのドラマの題名から、全然場違いながら鉱山社宅のハモニカ長屋を連想し、そこにまつわる青春の一頁、、、、、、、、
従業員の独身寮をからみる先輩の娘さんたちはいずれも美人ぞろい、目がくらんでロクに口が利けなかったのはバンからを気取る時代だったのか、男しかいない学校のためか、、、、
寮の上を通る番屋坂から女子中学生にさえひやかされる始末。
あれからうん十年、あの娘達も今では後期高齢者になっているのだが、記憶の中ではいつまでも いつまでも
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コメント
岡崎在住さま
このころまでの若者は、後先見ずに同棲や結婚したものでした。
神田川なんかもそうですが、小さな下宿で食うや食わずの生活も平気だったのですが、最近の人はそんな無茶をしなくなりましたね。
人間が賢くなったのか、幼児化したのかわかりませんが引っ込み思案で親の脛を齧る安易な生活に人たちの将来は、、、、、、、、
投稿: オラケタル | 2019年9月 8日 (日) 17時00分
うん、チューリップというグループの「サボテンの花」やね。オリが就職した昭和50年の曲やったけど、知ったのはドラマの主題歌になってヒットした時かな。あはは、オラケタさんの栃洞での青春時代が目に浮かぶよ(笑)
投稿: 岡崎在住 | 2019年9月 6日 (金) 19時49分