河原のススキ
俺は河原の枯れすすき おなじお前も枯れすすき
どうせ二人はこの世では花の咲かない枯れすすき
という大正時代の歌があったが、裏の川に根付いたススキに花が咲き出した。
イネ科の草だけあって、時期は違うが稲と同じように地味な花咲かせている。
コンクリートブロックの間に根を持つこのススキ、春の川掃除の際除草剤を濃い目にして切り株にかけておいたが、その後枯れもせずいまになって花を咲かせる強い草である。
昭和になると、「昭和枯れススキ」って歌も出来たがこの歌もどどんと沈み込むばかりの歌であった。
平成は枯れススキを歌うことがなかったが令和はどうかな?
関西電力の幹部社員が永年にわたって退職した高浜町の元助役から3億2千万円ものお金を貰っていたという。
その弁解の記者会見を見たが到底納得できる話しではなかった。
これだけ巨額のお金ということは元町の助役の個人マネーではなく、過剰発注をしたお金が還流していたことは間違いないだろう。
こういう報道を聞くたびに思うのは、関西電力のみならず原子力発電所を造るためどれだけ無駄金が使われてきたのだろうかということと、原発は決して安い電力を生み出していないということであろう。
むかしから原子力村という言葉あって世間の常識とはかけ離れた社会を作ってきた結果がここにあり、税務調査で発覚しなければ、みんなで頬っ被りしていただろう。
チェレビは連日韓国の法務長官の疑惑に持ちきりだが、国内のこうした問題にもっとは役目を光らせるマスコミであって欲しいものだが、、、、、
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