赤い夕日
終日ぼそぼそと降り続いた雨も午後五時ころになって西の空が夕焼けに染まった。
とは言いながら、自動車のワイパーを時折動かさなければならないので、天気雨というより天気夕焼けといった状態である。
その夕焼けを見ながら、せわしなかった今日一日をかみ締めながら帰途に着いた。
朝起きてきた連れが食事の支度の途中で身体の調子悪いといって長いすに横になったので、自分が代わって朝の支度をし食べたくないというので、一人で朝食を済ませたあと様子を見ると呼吸が出来にくいと言い出した。
一昨年の自分が肺炎になった時の症状によく似ていたので、かかりつけの医者の開くまでと思ったが、段々悪化していく状態を見て救急車を呼ぶことにした。
到着した退院は腰を起こした状態でないとだめだといい、すこし離れた市内の病院へ連れて行くという。
せっかくすぐそばに県立病院がありながらと思うものの、断わるわけにも行かず、5kmくらい離れた総合病院へ救急搬送してもらった。
それから、一時間余、、、、心不全と肺に水があり、心筋梗塞はまずないと思うが入院ですといわれその手続きや支度で三往復しようやく五時過ぎに一応の対応を終えた。
自分のときもそうだったが、我慢すればというのが悪かったようで、救急車の中で退院から「六時前に起きて、なぜ連絡がこんなに遅くなったのか?」などと詰問調の言葉が掛けられたが、「我慢してかかりつけ医の開業時間まで待てば近状の県立病院へ、、、、」というのが本人の希望だったとも言えず、、、、ただ手遅れにならないですんだのは娘の「心筋梗塞だったら、、」という一言であった。
とにかく、赤い夕焼けを見ながら「あしたはきっと晴れるだろ」
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コメント
岡崎在住さま
ありがとうございます。
今日(十一月一日)病名が決まり大部屋に移ることが出来ました。
投稿: オラケタル | 2019年11月 1日 (金) 22時04分
奥さん 大変やったね。 お見舞い申し上げます(T_T)
投稿: 岡崎在住 | 2019年10月31日 (木) 21時32分