むかしの戻る
一日家の中にいるとくさくさして来るので雨の合間を縫って傘持ちの散歩に出かけた。
休耕田が一面ピンクに染まっていたので近寄ってみると溝蕎麦の群落になっていた。
やはり、手入れのされない田んぼは瞬く間に雑草が生い茂り二~三年もすれ原野に戻ってしまう。
戦後の食糧難のころこのあたり一帯を開墾した苦労は無になってしまう。
いまのように機械のないころ人力だけでこれだけの田んぼを造るのは並大抵のことではない。
そんなことを思いながら、手近の溝蕎麦を見れば金平糖のように可愛い顔をしているが、元の原野に返そうとする尖兵なんだとすると、、、、、、、、
台風が来ているさなかに組閣した第四次安倍内閣はあまりにも当選回数の多い新大臣がいたので予想をしていたが、早くも経済産業大臣が事実上の更迭となった。
辞任理由として「国会審議を自分の問題で混乱させてはならない」といっていたが、選挙民に金品を贈るという何十年も前の感覚で、あまりにも時代錯誤というか、お粗末な公職選挙違反だった。
安倍首相は、いままで何人かの閣僚が不祥事などで辞職させたとき同様「任命責任がある」といってきたのと同じ言葉を述べたが、責任をどのように取ったのか言葉だけで何にもしてこなかった。
結局のところ、何回も当選していながら大臣になれなかったのは、それなりの理由があってのことだったはず、、、、
この伝で行くとこれからも出てくることは間違いないだろう。
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