山椒は
山椒は小粒でもヒリリと辛い。苦い辛いはもともと毒気を表すもので動物はこの味がするものは避けてきた。
そのため、これらの刺激的苦さや辛さを楽しむのは”大人になって知る味”である。
人間が、わざわざこれらのものをすこしづつ楽しむようになったのは何が原因なのだろうか。
多分、飢えが一番の原因ではなかっただろうか。
そして、究極は猛毒といわれる河豚の内臓さえ食するように工夫するまで何人の犠牲者を出したことだろうか。
山椒の椒という字はハジカミというが、ハジカミといえばジンジャー に代表される芳香と刺激的な味を持つ植物のことで、山椒は山に自生する椒という意味か、、、
若芽や青い実はその香りを楽しみ、秋も深まる今時分は実を包む皮が弾けて黒い実が出てくる。
その皮はとても辛くすり潰して七味唐辛子の材料などにし、黒い種をすり潰したものはうなぎの蒲焼きなどに振り掛けて食す。
今日は立冬。暦どおり冷たい朝を迎えた。
やっとこの間まで暑い暑いと呪文のように唱えてきたがわずか、一ヶ月で重ね着をするようになって、季節のうつろいの早さにおどろいている。
連れも、病院生活に慣れなくて、「早く退院したい」と医者の顔を見るたび言っていたようだったが、今日目出度く退院の許可を貰いった。
となると、一刻も早く出たいようで食事も断わり脱走するようにして帰宅したが、思っていたとおり男所帯の杜撰さ、不備をあげつらい、入院していたときの感謝の言葉は様変わりし元の木阿弥になりはじめた。
明日っからは、、、、明日っからは、、、、、
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コメント
岡崎在住さま
ありがとうございます。
心臓のほうの病気は老化現象の一つだそうで、これからは今までようには行かないようです。
投稿: オラケタル | 2019年11月10日 (日) 21時24分
奥さんのご退院 おめでとうございます🎵
投稿: 岡崎在住 | 2019年11月 9日 (土) 08時28分