登檣礼
登檣礼とは、そのむかし船員をマストの帆桁に登らせることによって、大砲など武器を扱う人間がいないことを証明し友好的訪問であることを表したものだそうだが、以後その船を見る人に敬意を表する意味が主になってきた。
用宗公園の難破船を模した子供の遊び場でこの登檣礼に似た光景を目にした。
帆桁に並んでいるのは平和を象徴する鳩が等間隔にずらりと並んでいる。
鳩にしてみれば、ここにいれば天敵を早く見つけられるし、餌をくれそうな人間もいち早く見つけられるので選んだのだろうが、それにしてもこれだけ等間隔はどうしたことだろう。
もしかしてだけど、もしかしてだけど、これって自分たちを特別な存在だなんて思っているんじゃないのかな?
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