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2019年12月31日 (火)

歳をとった

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昨日からの冷たい雨も止んで庭の南天の実に雫がついて逆さダルマのようになっていた。

子の南天、土壌が合わないのかどこから持ってきても実の付きようが悪い、場所を変えてそれこそ家の南に移してみたがよく出来てこれくらい、年によってはほとんどダメな時もある。

それで今年は安倍川中流の平野からもらってきたが、ここはどういうものか家の周りが難点に囲まれているといってよいほど立派な実をつけていた。

 

今年も例年のように早風呂に入り、久しぶりの酒をおちょこで飲みとブリを食べ、やっと先ほど年越しそばをご馳走になって歳をとった。

むかし流にいえば数え歳の八十三になるのだが、我ながら長生きをしたものだ。

鉱山に入るときまわりから「坑内での仕事は早死にするぞ」って言われ、”手相の生命線も短い”なんて言われたりしたものだが、どうにか幾度かの難を逃れてこの歳になった。

ことしも何かと難の多い年だったが、振り返ってみればあっという間の一年であり、一年のスピードが加速度的に早くなっているのを感じさせた。

来年はどうなるか? まあなるようにしかならないので”時の流れに身を任せ 少しでも安泰に過ごしたいのだが、、、、、、、、

 

 

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2019年12月29日 (日)

関係なければ

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琵琶の花はこの時期に咲く花だが、茶色の毛に囲まれて花自体は目立たない。

しかし、琵琶の花をうたった俳句などをかなりあるようなので、何が原因かと思っていたらどうも香りがよいので気づかれるとのことであった。

我々の集まる山の畑の隣に大きくはないが10本を超す琵琶の木があって今を盛りとあちこちに花を咲かせているが、開放感一杯のところにあるので花の香りはとらえにくい。

この琵琶カラスなどが種を持ってきて蒔き散らしたようで、無秩序に急斜面に生えている。

そして、自然のままほったらかしで実をつけるため実はちいさいが味は極上の部類に入り、初夏のごちそうになってくれている。

 

先日北海道でヒグマが増えているとかで、街中に出てきた熊を殺処分にしたところ動物愛護団体やその報道を知った人から抗議の電話が相次いだという。

新田次郎の「熊嵐」というノンフイクションの小説があり、ヒグマが人を襲って何人もの住民が犠牲になり、猟師が苦労して打ち取るのがあったが、ヒグマの凶暴性はかなりのものようである。

もちろん、クマの住処を奪った人間が悪いのであるが、その数は猟師が減ったことと獣の住処が荒れ果てた影響もあって増加し人里に出てくるようになっているようだ。

これは、熊ばかりでなく、鹿やイノシシ、猿なども増えすぎて農家をはじめかなりの被害が出ているようで、安倍川上流の知り合いの人が言っていたが、町の人は「鹿や猿を見ると可愛いっていうが、わしらは憎たらしく見えてしようがない」と言っていた。

人間自分が被害を受けなければ殺処分を非難する。

同じようなことに、福島の原発から出た汚染水をある程度浄化したとして、海に放流をという話があり、福島の漁民は風評被害を含めて反対している。

もし、本当に何でもなければ東京湾に放流したらよさそうなものだが、、、、、、

大体が原発を住宅密集地や工業地帯に作らなかったことからして、自分とこに影響がなければ無関心を装うということがわかる。

 

 

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2019年12月28日 (土)

こんなに植えちゃった

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九月まだ日差しの強い中汗水たらして雑草を取り除き、スコップで土を砕き、小型の耕運機で耕した畑に種を蒔いた結果、最近になってようやく取入れができる野菜になってきた。

今までにない広さの土地に最初はビビっていたが、大根、白菜、カリフラワー、ブロッコリー、キャベツ、小蕪、そらまめ、などのほかミョウガとアスパラガス、春菊は前の畑から移植するなどして埋め尽くした。

「こんなに植えちゃってどうするのよ」って言われたけんど、どうしようかな。

で、いま取れているものは大根、白菜、ブロッコリーなど、、、、、その中でも白菜が周囲の危惧をはねのけて順調に育ち、いま周りの人々に配っている。

「農作業は、健康のためやっているので、うまく行っても行かなくても関係ない」などと、照れ隠しに予防線を張っているが、やはり出来が良いに越したことはない。

 

いま、小学生の運動能力がかなり落ち込んでいて深刻な状態になっているそうだ。

原因としては、ゲームなどに熱中して体を動かしていないことにあるといわれているが、少子化で少なくなったせいもあるが、子供たちが集まっていても歓声は聞こえなくなった。

昭和40年代初め若者がデートしていても、お互い漫画を読むだけで話しをしなくなった光景に驚いていたが、最近はみんなスマホの画面を猫背になってをのぞき込んでいる姿は子供のみならず、いい大人もやっている。

これでは、お互い相手が何を考えているのかなんて知る必要もなくなって社会がぎすぎすしていくことになると思うのだが、、、、、、、と、むかし大人は憂いている。

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2019年12月27日 (金)

天気は晴朗

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「天気晴朗なれど風強し」今日の天気を一言でいえばこんな感じ、、、どっかで聞いた文句だが

昨夜来の冷たい雨が去って空気中の塵を落としたらしく東の空に富士山がくっきりと浮かび上がり、3,776mの剣が峰の山頂の元測候所が静岡から見える。

陽だまりとなった山の畑はそんな強風を遮ってくれているおかげでぽかぽかと暖かくここに来るまで逆風で自転車が重かったことを忘れさせてくれる。

 

「越後屋 おぬしも悪よな~ ウワハッハッハ」ってのは映画の中だけのことかと思ったら、今回逮捕された元副大臣でIR法案を強引に進めた秋元代議士に中国の企業代理人が菓子折りの下に300万円を忍ばせて渡した、と報道されていた。

キャッシュレスを盛んに進めているこの世の中だが、それでは証拠が残ってしまうので一番オーソドックスな方法で渡した、、、、、、

政府はもとより横浜市など自治体は税収に目がくらんで誘致合戦を始めているが、「獲らぬ狸の皮算用」で収益は外国企業が持ち去ってギャンブル依存症が増えるという結果にさえなりかねない。ということもありうるのだが、あまりにも楽観視しすぎているようにさえ見受けられる。

さて、この先どうなるのかわからないが、宝くじや競輪競馬からは見放されている自分には「あっしにかかわりはござんせん」ということで過ごせるのだろうか。

 

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2019年12月26日 (木)

スルーにブルー

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終日雲がかかった空は昼でも薄暗く、ときたま空から降ってくる雨は寒さを否が応でも募らせてくる。

木編に冬と書いてヒイラギと呼ぶが、その白さは小さいながら涼しげで、まさに冬を代表する花を咲かせている。

この木の葉っぱには鋭いとげがあり、どんな構造になっているのかわからないが刺されるといつまでも痛い.

しかし、老木になると棘がなくなることから、人間に例えられ、「木でさえ丸くなる」と言われたことがある。

自分のとげはいつまでも尖っているのは、いつまでも若い証拠だと思っておくか、、、、

 

先日テレビで、最近の若い会社員は忘年会や新年会に出たがらないようでスルーする言い訳をいろいろと考えているそうだ。

都会の大会社はいざしらず、自分が出席した小さな部署の忘年会新年会は数知れずあるが、スルーしたいと思ったことは一度もなかったように感じているのは、やはり古い時代の人間なのだろう。

忘年会や新年会などをみていると、上司の前に行ってお愛想を言い酒を注いで回るタイプ、気の合ったもの同士が群がって話をするグループなどに分けられるが、自分の場合最初に座った席からほとんど移動しないで来るもの拒まずのスタイルで通してきた。

そんな飲みかたでいくとストレスもたまらないし、特別楽しくもないが苦になるわけでもなかった。

今の若い衆が出たくない理由は、「同じ釜の飯を食う」という意識がないためかと思う。

職場の中では個々が話をすることもなく共通の話題もない、、、、、

暇さえあればスマホの画面を見て自分の世界から出てこようとしない。

たばこの煙がもうもうと立ち込める中、芸者のたたく三味線や太鼓の音にかき消されないように大声で話し合った昭和の忘新年を懐かしく思っていたら、、、、、

旦那の郷里に帰る奥さんは「帰省ブルー」なんだって、、、、、

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2019年12月25日 (水)

老兵は死なず

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山での食料が乏しくなってきたのかヒヨドリが早くも家の山茶花付近にきて不快な鳴き声をあげている。

鳥の中では案外嫌われているのは、人に対する警戒心からかかなり甲高い声で威嚇するようなをするのと啼きかたをするのと、メジロなどを追っ払うさまが露骨すぎるところがあってのこと。

 

「老兵は死なず ただ消え去るのみ」とアメリカ議会で演説したのは占領軍司令官として日本に君臨したマッカーサー元帥の退任あいさつである。

挑戦戦争で原爆を使用として解任された恨みもあっての演説だったようだが、そんな恨みとは一切関係ないが来年からの年賀状を大幅に減らすことにした。

仕事をしているときが最高で200枚ほど書いていたが、徐々に減らしてきて昨年で半分以下にまで減らしてきていた。

その年賀状も、年賀状だけの付き合いの人も減らすことにした結果、今年は50枚におさめてみた。

そして、出さなかった人から来た場合、ことわりの年賀状も用意しているのだがこちらはどのくらいになるだろうか。

 

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2019年12月24日 (火)

いま浦島

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今日はクリスマスイブ、ようやく日本も世界に伍していけるようになった昭和四十年代ころ生まれた娘たちのためデコレーションケーキを予約し、クリスマスプレゼントともに気づかれないようにして買いに行ったものだった。

そして、昭和も終わる少し前あたりで娘たちが就職するようになったのを機にケーキを買うこともなくなった。

以来三十年余ケーキを食べることはなかったが、友達が買ってくれたと言ってショートケーキが目の前に置かれた。

甘いケーキに少し硬めで酸っぱいイチゴがはいった。

いつまでも、口中に甘みが残り、、、、、お茶で口をゆすぐようにして普段に戻った。

先日、テレビを見ていたら日本人はクリスマスになぜフライドチキンを食べるのかと外人が驚いていたといううのを見た。

自分の考えでは、そんなのは当たり前だと思っていた。

なぜなら、クリスチャンではないからだ。

一番はコマーシャルに乗せられやすい体質と、人と違うことを恐れる国民性にあるとおもっている。

このほかにもバレンタインデーやハロウイン イースターなど格好だけつけて大騒ぎするのも、クリスチャンではないところから出ており、「まあ まあ まあ 」とものを深くか考えない、事なかれ主義からきている。

娘が来て宝石屋の店内に男の子が何人もいたよって言っていたけれど、いまでも、クリスマスの夜はホテルが一杯になるのだろうか。

街中では、#ジンゴベー ジンゴべー ジンゴオーザエーって流れているんだろうか。

しばらく、夜の街にどころか昼間の繁華街にさえ言っていない自分に気づいて、、、、

いま浦島になっている

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2019年12月22日 (日)

あまりにも小さい

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今日は冬至、例年のようにカボチャを食べて柚子湯に浸ってこの冬も無病息災で過ごせそうな気がしている。

冬至の日にこんなことをするのは、昔からの風習で「中風や万病のもとである風邪をひかない」と聞いているので、これだけで安心感を得るのは気持ち的なところが大きいかと思うが、実際風ももちろんだが予防注射なしに流感にかかったことがない。

といえば、いつも連れから「そんなこと自慢してどうなるの」って叱られるのも毎年のことである。

 

藤枝の田中城に行ってきた。

ずっと前から一度見てきたいと思っていたのだが、場所がはっきりとわからないうえ、つい道を急ぎすぎて立ち寄る機会がなかったのだが、たまたま藤枝の農協関連で農作物を売っている”まんさいかん”に行ったついでに時間があったので行くことにした。

田中城は、徳川家康が鷹狩りの際此処に立ち寄って食べたてんぷらがもとで亡くなったと伝えられる城で、小さいながら幕閣の重要な人が何人もこの城の城主になったと聞いていた。

その城は明治になって民間に売り渡されて宅地化し、天守閣だけが下屋敷があったといわれる場所に移築され市の文化財として残っている。

で、前々から聞いて想像はしていたのだが、その小ささにはあらためて驚いた。

むかし、このあたり一帯は沼地であり、本丸にした一部だけが少し高かったそうでそんなに高い天守閣は必要なかったのはわかるが、高さ九尺の石垣の上に二間に三間、十二畳ほどの畳を敷いた二階建ての建物で自分が見た天守閣の中ではけた違いに小さなもので、説明がなければ、木曽三川にある高屋と変わらないものである。

この天守閣に家康が泊まったわけではないにしろ、大御所と言われた当時の権力者、、、、ねえ~

時期的には紅葉も終わり小さな川をめぐらしただけの小さな屋敷をすべて見るのに20分とはかからなかった。

 

 

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2019年12月21日 (土)

サンゴ玉そこのけ

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殻を割ってツルウメモドキの真っ赤な実を小鳥たちにアッピールし始めた。

長い蔓を切って輪っかにすればクリスマスはもちろん正月飾りにも良いと人間様もこの時期になると山の畑の周りにやってくる。

自分もどうかと勧められるが、実を包む殻が散らばって掃除が大変なので辞退している。

蓮華同様「やはり野におけ ツルウメモドキ」ってところかな。

それにしても、太陽の光を受けつやつやと光っているのはサンゴ玉そこのけ感さえある。

 

早いもので今年もあと十日あまりになってしまった。

今年は、連れの兄弟四人がすべて何かしらで入院するなど、我が家にとってはあまり良い年ではなかったような気がするが逆に言えば、退院することができたので良い年とするべきかもしれない。

”人間万事塞翁が馬”と言うことばを中学の時習ったが、来年こそ来年こそと先を楽しみに生きていきたいものである。

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2019年12月20日 (金)

雪虫舞う

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ぽかぽかとした陽気も夕方からは急速に冷えてきた。

そんななか、畑に敷いた藁に雪虫が羽根を休めていた。

井上靖の私小説”しろばんば”はこの虫であり、初冬の夕方ふわふわと雪が舞うように飛び交うこの虫を追っかける場面がある。

しかし、この可愛げのある羽虫は、夏のころ野菜などの先端、柔らかいところに密集しているアブラムシが冬越しをするために変化したものだと聞くと、、、、、

「これがねえ~」という感じになってしまう。

 

先日の報道によると今年生まれた子供は87万人しかいにという。

団塊の世代に生まれた子供の半分以下にしかならないということになるのだが、このままいけ日本は遠からず無人島か外国生まれの人ばかりになってしまうような気さえする。

その一方で、いま生まれた子供の将来を思うと決してバラ色の未来が約束されているとは言い切れない。

最近の地球温暖化の異常気象は、かなり狂暴化しているし、国家財政も膨大な赤字を次の世代に背負わせることになるし、AIの発達によってAIを使う立場の人とそうでない人の立場は王様と奴隷くらいの違いとなって表れてくるに違いない。

人間とは希望がないと生きていけないというが、今以上に希望の持てない社会は、、、、、暴動、反乱しかないのだがこれも”蟷螂の斧”で潰され行くしかないのか、、、、

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2019年12月19日 (木)

おめでとうとは言わない

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サネカズラの真っ赤な実が藪陰で熟れていた。

その実をつぶすとねばねばとした果汁がでてきて、そのむかし鬢付け油の代わりをしたとかでなずけられ、美男の代名詞といわれた藤原定家からテイカカズラともいわれるそうだ。

 

昨日やっとウインドウズ10に変更されてきたのだが、慣れないうえいろいろと消されてしまったところがあってその復旧に手間取ってしまった。

いずれにしろ、まだまだ構わなければならないところがあるので、手探りで行くしかない。

 

毎年のことだが、今の時期になると年賀状だけになってしまった知人の訃報が届く。

今年は、ほかの人に比べれば数少ない学友なのに、三人もの同級生が亡くなってしまい、音信不通になってしまったものもいる。

八十歳というのはやはり大きな曲がり角だと元気な同級生から電話が入った。

そして、「元気 元気」というものの、みんな循環器や消化器、呼吸器や手足の関節に爆弾を抱えているものばかり、、、、、、、

お互いその日の前にもう一度会いたいものだねで締めくくって電話を切った。

だから、来年の年賀状は今までと違って「おめでとう」という字は使わないことにした。

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2019年12月10日 (火)

獲り過ぎ注意

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十二月にしては暖かい日和の一日であった。

静岡では気温が二十度にもなり、上着を久しぶりに脱ぎ捨てた。

用宗の海岸からはすぐそばでシラスの引き網が行なわれ、取れたシラスを魚市場まで持っていく船が別に走っていた。

取れたての生シラスに醤油をすこしかけてご飯のうえに乗せて食べるのは漁港付近ならではのことであり美味しいのだが、、、、、あんまり獲り過ぎると、魚群が成魚になれなかったり、これを餌にしている大型魚に影響が出ないかと心配しながら見ている。

獲り過ぎが原因かどうかは知らないが、過去にはニシンやハタハタが獲れなくなったり、食糧難の戦後しばらく捕鯨オリンピックなどと言って南氷洋で鯨を乱獲しすぎたのかかずがへったじきがあり、最近では秋刀魚や駿河湾の桜えびが獲れなくなっている。

どの動物でもそうだが、一度、獲り過ぎると回復させるのは容易ではない。

 

いよいよ明日はパソコンの入院日であり、連れは足か首筋辺りの動脈からステントを入れて調べるそうだ。

その結果を夕方に報告するので来て欲しいとのこと、、、、、、、

 

 

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2019年12月 8日 (日)

わびしさが

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土になれ 土になれよと 枯れ尾花   一茶

畑のエンドウが3~40センチにも伸びたので風除けのため近くの荒れ地に行ってススキのを刈り、立てかけた。

そして、余ったものはアスパラを植えた場所に細かく切り、上に目の細かい網をかぶせて、堆肥になるようにと敷きつめてきた。

掛川地区ではこれを茶畑に施し、茶草場農法と名前をつけている。

それこそ、土になれ 土になれである。

ただ、作業を終えて服を見たらセンダン草の種がむすうに引っ付き、落とすのに一苦労した。

 

枯れ尾花、寒い西風が吹く中この情景を見ていると侘しくなってしまうのは威力をなくした太陽光線とあいまって人生と見比べてしまうためかもしれない。

昭和に歌われた”枯れススキ”は更に寂しさをそそる。

先日、連れが再び心不全の状態になり救急車のご厄介になった。

六日間救急外来に留め置かれ、今日、外来病棟が満員になったので一般病棟に移されたが、あとどのくらいかかるのか、、、、、、

そして、現在使っているパソコンも来月早々支援を受けられなくなるので、7から10に移動しなければならない。

オリジナルの機種なので、明日あたり組み立てたところに持っていって10に変更するのだが、現在のデーターがどうなるのかと、そのあと慣れるまでブログのほうもお休みということになりそう。

とにかく師走に入ってからわびしさが次から次へとつのってくるようで、、、、、、、、、

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2019年12月 7日 (土)

大雪(タイセツ)

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今日は大雪(タイセツ)強い寒波が入ってきて、横浜でも雪が舞ったとのことであった。

幸いというか例年通りというか、静岡は曇り空ながら雪はもちろん雨も降らずにすんだ。

ただ、麻機沼の一角では木々が葉っぱをすべて振い落とし寒々とした景色を映し出していた。

 

サッカーJ-1が最終試合を終え横浜マリノスが今年の王者になった。

ラグビーに人気をとられた格好のサッカーは以前のような爆発的な人気が感じられないのは、静岡県にある二つのJ-1チームの不振にも原因があるのだろうか。

清水エスパルスが下位に低迷しやっと残留を決めたこと、そしてジュビロ磐田にいたっては最下位で来期二度目のJ-2に降格するという。

四十年余前に静岡に来たとき、静岡のサッカー熱には驚かされたものだったし、プロ化したときには全チームのかなりの部分に静岡出身の選手がいた。

そしていま、、、、、、、、時代は移り変わり静岡の地位は低下し、静岡出身のプロ選手は減り、毎年のように地元チームは下位を甘んじている。

日本人は、がいして熱しやすく冷めやすいといわれるが、サッカーはもちろんお茶にしろミカンにしろ一時の寡占体制は崩れてしまっているのは、好調時の体験に乗っかって研究開発を怠ったせいなのかもしれないと部外者は見ているが      どうなのかな?

 

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2019年12月 6日 (金)

しがらみ

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山川に 風のかけたる しがらみは

      流れもあえぬ 紅葉なりけり

 

秋の風物詩である紅葉もいつまでも限りあるものでなく、時期が来れば落葉する。

今日は静岡でも真冬並みの寒波が入ったとかで、風に誘われたように木が葉っぱをふるい落とした。

 

人間世界でも、年末を迎えてあわただしさを加速しているようだが、忘年会を開いても今年も年内にすべてがかたづくわけにはいかない問題が山積みしている。

安倍一強体制は、政治と官僚に忖度を強い人々の疑念を晴らすことがない。

そのしがらみはいつまでも続き、淀んだ深みには流れがない。

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2019年12月 5日 (木)

ノ~エ~

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富士の白雪やノーエー 富士の白雪やノーエー

冬型の高気圧に支配された空は湿度も低くくっきりと晴れ上がったその向こうに富士山が厚化粧したように浮かび上がっている。

これだけくっきりすっきりと厚化粧を見せられると、面白みがなくなる、

さいわい、いつも屯する畑に立つハッサクも色づいてきたたのでそれを入れてみた。

三島女郎衆はノーエー 三島女郎衆はノーエー

                       御化粧が長い

 

そのむかし徳川八代将軍吉宗の時代、幕府は垂れ流しの赤字を立て直すため「質素倹約」を柱に、幕臣などの給料や大奥の簡素化を進め、各大名にもこれに準じた施策を採るよう指示した。

しかし、徳川御三家の筆頭である尾張の徳川宗春はこの倹約令に真っ向から挑戦するかのようにどんどん稼いでどんどん使うという政策を採った。

これは、吉宗に将軍の座を掠め取られたことへの反発もあったようだが、結構成功した施策のようだった。

結局は、幕府の政策に従わなかったということで、宗治は隠居させられ表舞台から去っていった。

いま、それに習ってか安倍政権は企業の法人税をはじめいろんな手を使って優遇してきたが、企業は先行きの心配をするあまり内部留保だお金を溜め込むばかりで新しい事業などに投資するというこがなくなり、日本は新しい産業や研究が滞りをしはじめている。

また、儲かる企業とそうでない企業の格差が段々拡大し、1980年代の一億総中流社会から貧富の差が激しい社会へと変わってきている。

ここにいたって、政府が労働組合を差し置いて経団連に賃上げを要請しているが、、、、、、、ねえ~

お客困ればノ~エ~ お客困ればノ~エ~

                困れば~石の地蔵さん

 

 

 

 

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2019年12月 3日 (火)

紅葉見物もかねて

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先日白内障の手術をした連れの目が順調に推移したことをうけて、袋井の油山寺へ行き、その近くにある可睡斎へも参ってきた。

テレビによると今年は紅葉の時期がすこし遅れていて丁度見ごろだ。とのことだったので紅葉見物もかねてのことであった。

目の手術のあとに心臓で入院するというあまりよくないことが多すぎるなか、心臓の後遺症というか完治したとはいえないなか、寺の本堂までの石段など無理しないようにそろそろと、、、、、、、、

 

最近NHKのBS放送で1980年代に放送されたシルクロードの再放送をちょいちょい見る機会があった。

当時も良く見た番組だったので、懐かしさも手つだってテレビを見入った。

その中でよく出てくる映像にウイグル人を主にして近辺の住民が映し出されているが、編集したせいもあるのか、歌や踊りなどみんな楽しんでのびのびと過ごしているさまが映し出されている。

それから四十年ほど経った最近、この地から聞こえてくるのは中国政府による弾圧で100万人とも言われる人々が再教育という名目で収容されているという。

遊牧民だといわれるウイグル人にとって収容所生活はつらいことだろうと思うのは言をまたない。

人口からいってほんの一握りの共産党のもと国民が監視されている情況は異常であり、香港の市民が一国二制度に長い間抵抗しているのも分かる。

日本人のようにすこし騒いでいても長続きしない国民性と違って中国人の粘り強さは尊敬に値する。

ただ、六十年、七十年安保で暴れまわった日本の学生たちが卒業した途端、全てをなかったことにして知らん顔したことが思い出されて仕様のない昨今である。

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2019年12月 2日 (月)

布団着て

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「布団着て 寝たる姿や 今日の富士」

午前中激しく降った雨も昼過ぎには上がり、久しぶりの虹も見えたあと雨雲は去った。

しかし、富士山周りは気流が乱れていたようで、雲が巻きつきその姿は二倍にも三倍にも膨れ上がっていた。

 

先日来パソコンの調子が悪く、このパソコンを作った人のところに持ち込んだが、あれこれ調べてみたが何処にも故障したところがないので、「修理費はいらない」といって今日もって来てくれた。

なんだか、子供の具合が悪くて病院へ行ったらけろっとして直っていたのによく似ているのではないだろうか、ただ、現在はの機能は7なので近いうちに10に切り替えなくてはならない時期に来ている。

そのため、年内に再入院することになるのだが、その前に必要なものはバックアップをとってから持ってきてくれとのことだった。

しかし、説明を受けてもその方法が頭に入らなくて、、、、、、、年寄りは困っている。

おりしも、今朝のテレビで八十歳の他人が高速道路を逆走して正面衝突の挙句亡くなったそうだが、その逆走するさまが映し出されていた。

どんな気持ちで、走っていたのだろうか、同じ歳なので余計に気になってしまった。

 

と、いうことで、近いうちにまた再びお休みとなりそう。

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