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2019年12月29日 (日)

関係なければ

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琵琶の花はこの時期に咲く花だが、茶色の毛に囲まれて花自体は目立たない。

しかし、琵琶の花をうたった俳句などをかなりあるようなので、何が原因かと思っていたらどうも香りがよいので気づかれるとのことであった。

我々の集まる山の畑の隣に大きくはないが10本を超す琵琶の木があって今を盛りとあちこちに花を咲かせているが、開放感一杯のところにあるので花の香りはとらえにくい。

この琵琶カラスなどが種を持ってきて蒔き散らしたようで、無秩序に急斜面に生えている。

そして、自然のままほったらかしで実をつけるため実はちいさいが味は極上の部類に入り、初夏のごちそうになってくれている。

 

先日北海道でヒグマが増えているとかで、街中に出てきた熊を殺処分にしたところ動物愛護団体やその報道を知った人から抗議の電話が相次いだという。

新田次郎の「熊嵐」というノンフイクションの小説があり、ヒグマが人を襲って何人もの住民が犠牲になり、猟師が苦労して打ち取るのがあったが、ヒグマの凶暴性はかなりのものようである。

もちろん、クマの住処を奪った人間が悪いのであるが、その数は猟師が減ったことと獣の住処が荒れ果てた影響もあって増加し人里に出てくるようになっているようだ。

これは、熊ばかりでなく、鹿やイノシシ、猿なども増えすぎて農家をはじめかなりの被害が出ているようで、安倍川上流の知り合いの人が言っていたが、町の人は「鹿や猿を見ると可愛いっていうが、わしらは憎たらしく見えてしようがない」と言っていた。

人間自分が被害を受けなければ殺処分を非難する。

同じようなことに、福島の原発から出た汚染水をある程度浄化したとして、海に放流をという話があり、福島の漁民は風評被害を含めて反対している。

もし、本当に何でもなければ東京湾に放流したらよさそうなものだが、、、、、、

大体が原発を住宅密集地や工業地帯に作らなかったことからして、自分とこに影響がなければ無関心を装うということがわかる。

 

 

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