いま浦島
今日はクリスマスイブ、ようやく日本も世界に伍していけるようになった昭和四十年代ころ生まれた娘たちのためデコレーションケーキを予約し、クリスマスプレゼントともに気づかれないようにして買いに行ったものだった。
そして、昭和も終わる少し前あたりで娘たちが就職するようになったのを機にケーキを買うこともなくなった。
以来三十年余ケーキを食べることはなかったが、友達が買ってくれたと言ってショートケーキが目の前に置かれた。
甘いケーキに少し硬めで酸っぱいイチゴがはいった。
いつまでも、口中に甘みが残り、、、、、お茶で口をゆすぐようにして普段に戻った。
先日、テレビを見ていたら日本人はクリスマスになぜフライドチキンを食べるのかと外人が驚いていたといううのを見た。
自分の考えでは、そんなのは当たり前だと思っていた。
なぜなら、クリスチャンではないからだ。
一番はコマーシャルに乗せられやすい体質と、人と違うことを恐れる国民性にあるとおもっている。
このほかにもバレンタインデーやハロウイン イースターなど格好だけつけて大騒ぎするのも、クリスチャンではないところから出ており、「まあ まあ まあ 」とものを深くか考えない、事なかれ主義からきている。
娘が来て宝石屋の店内に男の子が何人もいたよって言っていたけれど、いまでも、クリスマスの夜はホテルが一杯になるのだろうか。
街中では、#ジンゴベー ジンゴべー ジンゴオーザエーって流れているんだろうか。
しばらく、夜の街にどころか昼間の繁華街にさえ言っていない自分に気づいて、、、、
いま浦島になっている
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