あまりにも小さい
今日は冬至、例年のようにカボチャを食べて柚子湯に浸ってこの冬も無病息災で過ごせそうな気がしている。
冬至の日にこんなことをするのは、昔からの風習で「中風や万病のもとである風邪をひかない」と聞いているので、これだけで安心感を得るのは気持ち的なところが大きいかと思うが、実際風ももちろんだが予防注射なしに流感にかかったことがない。
といえば、いつも連れから「そんなこと自慢してどうなるの」って叱られるのも毎年のことである。
藤枝の田中城に行ってきた。
ずっと前から一度見てきたいと思っていたのだが、場所がはっきりとわからないうえ、つい道を急ぎすぎて立ち寄る機会がなかったのだが、たまたま藤枝の農協関連で農作物を売っている”まんさいかん”に行ったついでに時間があったので行くことにした。
田中城は、徳川家康が鷹狩りの際此処に立ち寄って食べたてんぷらがもとで亡くなったと伝えられる城で、小さいながら幕閣の重要な人が何人もこの城の城主になったと聞いていた。
その城は明治になって民間に売り渡されて宅地化し、天守閣だけが下屋敷があったといわれる場所に移築され市の文化財として残っている。
で、前々から聞いて想像はしていたのだが、その小ささにはあらためて驚いた。
むかし、このあたり一帯は沼地であり、本丸にした一部だけが少し高かったそうでそんなに高い天守閣は必要なかったのはわかるが、高さ九尺の石垣の上に二間に三間、十二畳ほどの畳を敷いた二階建ての建物で自分が見た天守閣の中ではけた違いに小さなもので、説明がなければ、木曽三川にある高屋と変わらないものである。
この天守閣に家康が泊まったわけではないにしろ、大御所と言われた当時の権力者、、、、ねえ~
時期的には紅葉も終わり小さな川をめぐらしただけの小さな屋敷をすべて見るのに20分とはかからなかった。
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