紅葉見物もかねて
先日白内障の手術をした連れの目が順調に推移したことをうけて、袋井の油山寺へ行き、その近くにある可睡斎へも参ってきた。
テレビによると今年は紅葉の時期がすこし遅れていて丁度見ごろだ。とのことだったので紅葉見物もかねてのことであった。
目の手術のあとに心臓で入院するというあまりよくないことが多すぎるなか、心臓の後遺症というか完治したとはいえないなか、寺の本堂までの石段など無理しないようにそろそろと、、、、、、、、
最近NHKのBS放送で1980年代に放送されたシルクロードの再放送をちょいちょい見る機会があった。
当時も良く見た番組だったので、懐かしさも手つだってテレビを見入った。
その中でよく出てくる映像にウイグル人を主にして近辺の住民が映し出されているが、編集したせいもあるのか、歌や踊りなどみんな楽しんでのびのびと過ごしているさまが映し出されている。
それから四十年ほど経った最近、この地から聞こえてくるのは中国政府による弾圧で100万人とも言われる人々が再教育という名目で収容されているという。
遊牧民だといわれるウイグル人にとって収容所生活はつらいことだろうと思うのは言をまたない。
人口からいってほんの一握りの共産党のもと国民が監視されている情況は異常であり、香港の市民が一国二制度に長い間抵抗しているのも分かる。
日本人のようにすこし騒いでいても長続きしない国民性と違って中国人の粘り強さは尊敬に値する。
ただ、六十年、七十年安保で暴れまわった日本の学生たちが卒業した途端、全てをなかったことにして知らん顔したことが思い出されて仕様のない昨今である。
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