縄張り争い
ピーヒョローと啼くトンビの声で裏を走る国道一号の高架に立つ照明塔の上を眺めると、二羽の鳥がとまっていた。
この場所は、時折トンビがとまっているところなので、もう一羽は何かなと思って目を凝らすとカラスであった。
このカラス、よほど気が強いカラスのようでちょう身体の大きさが倍に近いトンビに向かってちょっかいを出している。
口を開けて頭をまえうしろと動かしてみたり、隙あらば突くぞというような仕草で挑発している。
それをうけて、トンビのほうは微動もしないで時折鳴き声を上げたり睨み返したりと応酬している。
なんだか見ていると最近覇権争いをしているアメリカと中国か、映画で見やくざの縄張り争いのように見えてきた。
結局のところしびれを切らしたかのようにトンビがカラスのほうに飛び上がっていくと同時にカラスも斜め下に飛び下がりそのまま両方とも飛び立って元の場所に戻ってくることがなかった。
人間界でこのような事態はどう解釈するのだろうか、、、、、。
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