田の神
山の畑のメンバーのひとりが矢竹を数本切っていたので「どうすんの?」って聞いたら「田の神に使う」という。
「昨日は山の神にあいさつし、冬の土用のまえにしなければならない」そうだ。
なんでも、土用の間は土をかまってはいけないので、そのことわりだとか、、、、、、
そういえば、前にもこの時期田んぼに御幣の付いた竹やススキを見たことがあるのをおもいだした。
飛騨ではあぜ道に赤飯と酒をそなえて田の神に今年の豊作と無事を祈る神事があったが、それは春雪が解けて農作業が始まる前なのでところによっていろいろと風習があるようだ。
いずれにしろ、古いことは捨て去ることで有名な静岡に、こんな風習が残っていること自体がうれしい。
報道では最近の暖冬でスキー場が開設できないところが多く、冬野菜も成長が早すぎて一斉に出荷時期を迎えているため値崩れが起きているという。
世界でかなりの部分の二酸化炭素を排出しているアメリカは、地球温暖化と人間の活動とは関係ないと言って温暖化阻止には無関心であるが、五十年に一度 百年に一度といわれる災害が毎年のように起きている昨今、アメリカの農業にも深刻な打撃が来ることが予想されている。
一度壊れてわかったときはおそすぎるのだが、、、、、、、、
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