« 待ち伏せ? | トップページ | いらざる棘 »

2020年2月 6日 (木)

嫌われ者

Img_0042-2 

そのむかし、飛騨にはいなかったのかいても知らなかったのかヒヨドリという鳥を知らなかった。

富山県の民謡、こきりこ節の一節に”向かいのお山でなくヒヨドリは 啼いてはあがり 啼いてはさがる”というのがありどんな鳥か、、、と想像するだけだった。

それが、静岡に来てから初めて知ったのだがけたたましい声で人が来ると警戒し、メジロがえさを食べていると追っ払い、畑のキャベツやブロッコリーをついばんで傷だらけにしてしまうなど良い印象が一つもない鳥になってしまった。

かれらも、生きるがためには仕方がないのかもしれないが人間から見た印象は良くない。

今日も今日とて向かいの軒下にまで来てこちらの様子をチラ見しながら油断するのを待っている。

 

新型コロナウイルスで今日もテレビはにぎわっている。

豪華客船にいた3,700人からついに20人の保菌者がみつかり、桁は違うが日本は中国に次いで世界2位の感染大国になってしまった。

それにしても、この保菌者は香港で下船した一人の男からうつされたのだろうかそれとも二次感染 三次感染なのか、その伝染力はかなり強いようだ。

まだ、全員の検査は終了していないのでこの後さらにどれだけ増えるのかわからないが、これでお終いというわけはないだろう。というのが一致した見方のようだ。

今回は、豪華客船という閉じ込められた中で起きたことことなので、隔離もできているようだが、もし、一つの市や町で起きたとしたら、中国を笑うわけにはいかない。

感染を確かめるため二週間の隔離といいうが、飛行機で中国から帰った人たちを含めて、施設内の一室に閉じ込めておくというのは精神的にダメージが大きいとこれまたコメンテーターは言うが、同じようなことで日本が批判されている警察の取り調べで長期にわたって留置所に入れられている容疑者はそれ以上の苦痛を耐え忍んでいることになる。

中には1年を超す人もいて、もしその容疑が冤罪だったとしたら、その精神は壊れるのが当たり前の世界であろう。

そういう観点からすると、最近では籠池夫妻など驚異に値する人と言わざるを得ない。

 

|

« 待ち伏せ? | トップページ | いらざる棘 »

コメント

岡崎在住さま
小柄な父ちゃんが土付き南天を風呂敷か何かに包んでぶらさげて歩く様子が目に浮かびますよ。

投稿: オラケタル | 2020年2月 9日 (日) 21時39分

ヒヨドリはオランドコの庭の南天の実を毎年食べにくるよ。庭に出ると「キーキー!」と鳴いて逃げてくよ。でっかいし、「カワヨーない鳥」の位置付けやね。(笑)そういえば、南天の木はオランドコ父ちゃんが「電車と歩き」で持って来て、庭に植えてくれたんやったわ。もう三十年も前の話やね。

投稿: 岡崎在住 | 2020年2月 9日 (日) 09時39分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 待ち伏せ? | トップページ | いらざる棘 »