三月は、、、
イタンドリの新芽が吹き出しているのを見かけた。
そばには昨年の茎が折れているのでもわかる通りタデ科の多年草である。
草丈は大きなものになると背丈を超すほどになるから2Mに近いものがあり、蓼の仲間では最大のものになるだろう。
直径2センチほどの太い新芽は子供のころのおやつ替わりで、皮をむいて食べたが、その酸っぱさから10センチとは食べなかったように思う。
ただ、この草を指で押しつぶしゆでて灰汁を取り、煮しめにすればまたおいしく食べられるので最近でも時々は作って食べることもあり、、、まあ、山菜の部類に入れとこう。
イタドリ、名前の由来は傷などに効くそうで痛み取りからきているということらしいが、まだその薬効を試してみたことがない。
三月もあと少しになった。
三月と言えば今日28日はアメリカでスリーマイル島の原子力発電所で事故があった日だが、3月1日はビキニ水爆実験で何隻もの日本マグロ漁船が死の灰をかぶった日であり、10日は東京大空襲で10万余の人がなくなっているし、11日は東北地震の日、20日は地下鉄サリン事件の日などが続く、そして、遠くには24日は桜田門外で井伊大老暗殺、昭和3年3月20日にはクーデター未遂事件などがある。
そして、今年は新型コロナウイルスで全国的に人の交流や集会を自粛させられるという、江戸時代以来の異常事態になってしまった。
天災は時期を選ばないのかもしれないが、人間はこの時期変調をきたすのかもしれない。
今朝は雨もよいなのに最低気温が16度もあって、身体がついて行けなかったのか朝から”だるい”と言った感じがして、それを払しょくするため不要不急なのに雨上がりを待って山の畑まで出かけてみた。
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