森の妖精
津金寺に隣接する山野草園に咲くキクザキイチゲが可憐な花を咲かせていた。
雑木林の下、落葉した枯葉を分けてカタクリやヤマエンゴサクに交じって直径3センチほどの小さな花ながらほかの花に負けない気品を漂わせている。
ここのキクザキイチゲは白いものがほとんどであるがこの水色の花も春の日を受けて輝いている。
この花の後、ほかの草が生い茂るころには地上部が枯れて眠りに入るため森の妖精なんて呼ばれているところもあるというが、カタクリとともに短い地上の生活を謳歌しているようだ。
最近看護師をしている娘が家に入ってこなくなった。
毎週、様子を見に来たついでに食事をして帰っていたのだが、、、、、
いま、小さな町医者で勤めているが、何人もの不審な病人が来るたびに、医者ともども身構えて応対しているそうだが、もしコロナウイルスに感染した場合、じいじやばあばにうつしては困るからという。
新聞によると、医療関係の子供が保育園などで危険視され、差別を受けているそうだが、もし自分が感染した場合一番お世話にならなければならない職種なのにと思ってしまう。
もっとも、一人の患者が出ると保育園などは閉鎖し、園内すべてを消毒しなけれならないし、その費用はどうなるかわからないという日本政府の遅々として進まない手遅れ対策では心配も尽きないのかもしれない。
きのうも、医療関係者に対する励ましと感謝の拍手を送った市役所などもあったが、自分たちも小さいながら拍手を送ってみた。
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