七重八重
七重八重 花は咲けども 山吹の
実の一つだに なきぞ悲しき
実のを蓑に言い換えて太田道灌の逸話として今に伝えられている山吹の花。
実が一つもないというのは行き過ぎてはいるが、確かに実は少ない。
いま山の低木は深山つつじ 卯の花に加えて山吹が赤白黄色と道筋を飾っている。
今日も今日とて安倍首相の外出自粛要請に違反して八十代老人三人と七十代の若い衆が山へタケノコ掘りに向かった。
雨後の竹の子というが昨夜から朝にかけて降った雨粒が落葉した竹の葉を湿らせている中、緩い坂を踏みしめて登る。
最初は、見当たらなかったタケノコも一本見つけると目が慣れたか次々と目に付き、探しながら通り過ぎた場所からも小さく落ち葉を持ち上げているのがわかる。
多分同じ地下茎から同時に出るようで、一本だけということはあまりないのはキノコによく似ている。
それぞれ必要分を掘り上げ、まだ残っていたが片手に10kgほどの袋を二つ下げると、「もうこれ以上いらない」っていう気持ちになり山を下る。
家に帰って皮をむけば、ほぼ同じ量の皮が出来たので、畑に持って行って堆肥替わりに先日植えた里芋の上に撒いてくる。
どっと疲れが出てひと眠り。
なかなか政府の要請に協力しない年寄りであるが、三密ではないのでなんとお目こぼしを、、、、。
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