つらい季節に
田んぼの脇に植えられている花しょうぶ。中央部が白くて花縁が青紫。
何とも奥ゆかしい感じがする花の色、いかにも涼し気ないろあいであった。
麻機の片隅泥田の脇で草むらをかき分けて咲くその美しさは、菖蒲園で大事に育てられた花と互角、いやそれ以上な感じから”雛にはまれな”という言葉が当てはまりそうな感じさえする。
朝食の時「なんだか汗臭い!」って連れに言われ、「小娘でもあるまいに」と少々むかっ腹がたったが、実際に自分でもそんな気がしたので着替えをした。
きょうは、起きた時からねっとりしたような空気の中、体がだるいような感じがしたのは、四時前にトイレに起きて二度寝のだるさもあるだろうが寝汗さえかくような気温の高さと湿度のせいだったかもしれない。
暑さに弱いというか、このねっとりとした暑さがこれからしばらく続くのだが、高冷地の飛騨育ちの自分にはこれからしばらくが一番つらい季節に入ったのだ。
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