近寄らないで
久しぶりの青空にひかれて森町の香勝寺に行ってきた。
この寺は、別名をききょう寺とも言い、寺の隣の敷地に桔梗を咲かせている。
自分には青紫と白い色の花にしか区別ができないが、いろんな名前の名札が根元にあるところを見るといろんな種類があるようだ。
ただ、花の時期はもう末期で、この庭の見物は今日で終わるとのことで、駐車場もガラガラであった。
ともあれ、入場料を払って中に入ってみたが長雨の影響もあってか、かなり寂しくなっていが代わって女郎花の黄色い花が真っ盛りといった様子でもりあげていた。
また、この寺のもう一つの見どころは、小さなお地蔵さん風の石像があちこちに置かれており、その脇に「和尚の独り言」と書かれた立て札が立てられ上の像の脇には「成す業を わが身に返ることわりを 知らぬ人こそ ふびんなり」と禅問答風に書かれていたが、この像だけ見ているとこっちに寄らないでとでも言っているかのように見えてしまった。
境内の入り口には「マスクをかけた小さな青銅の小僧さんがいて「マスクをかけて、、、」とあったがその印象から、コロナウイルスに関連づけてみてしまったのはご時世のせい。
それにしても、まばらなお客にカンカン照りの太陽のもと麦藁帽の下でマスクをつけての散策はあまりにも杓子定規ではないのだろうか。
| 固定リンク
コメント