希望の墓に
笹原の中にヤマユリの花。百合根はほくほくとしてうまいのだが笹の根っこが邪魔をしてとても掘れたものではない。
そのためか、すくすく育って六輪の花をつけた立派な百合に育っている。
いつのころだったか、ユリの花は毎年ひとつづつ増えていく、と聞いたことがあるが、むかごからだと何年後に花をつけるのは聞かなかった。
そうなると、このヤマユリは何年この場所に住んでいるのだろうか。
コロナウイルスは、第二波に入ってますます猛威をふるっていてこの先どうなるのかわからない。
治療薬、予防薬の完成はいつになるのかわからないが、このウイルスは今までの社会のの仕組みを変えていくことは間違いない。
コロナウイルスが流行してから、ソーシャルワーカーなどの言葉とともにハンコ社会から脱却など言われているが、これは今後完全に元に戻ることはないだろう。
また、最近目に付くのは新聞に載っている「お悔み」欄には葬式の際は近親者のみで、弔問は外で焼香のみという風に変わってきている。
これによって、コロナが済んだとしてもこのやり方が継続し、家族葬が今まで以上に増えていくとすると少子化社会のなかでまた変革がおき、お寺離れ、墓じまいの加速とともに将来の葬儀はずいぶんと変わっていくことになる。
自分の最後は見届けることができないが、何とか希望の墓に納めてほいいものと、、、、
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