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2020年8月 5日 (水)

月に蜘蛛

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四時半、湿気の強さで寝汗をかいて目覚めたが再び寝る気もしないので床を離れた。

娘が亡くなってから始め、日課になっている仏壇と神棚に水とお茶を上げ読経をした後外に出ると空には薄雲のなかに十六夜の月が薄らぼんやりと浮かんでいた。

最近ではあまり汗をかきたくないのと足腰の衰えから二~三千歩しか歩かないでいる散歩が唯一の運動になってしまった。

新東名の取り付け道路わきは遊水地造成で土を盛ったり削ったりで最近は使えない道路も増え、散歩者も減っているようで以前の面影はなくなってしまった。

そんななか、黄金蜘蛛が網を広げている場所に出会った。

朝ぼらけの中まるで雲が宙に浮かんでいるかのような構図になり、位置を変えて覗いてみたら雲が月を狙ってでもいるかのような写真になった。

月とスッポンは比べようもないことのたとえであるが、風流でいう”月に雲”ならぬ”月に蜘蛛”はどんな例え話しができるのか、、、、、、、

 

長野の畠に植えたジャガイモはもう葉が枯れていつ掘ってもよい状態だと言ってきた。

例年だと七月末に掘り上げていたのだが、今年は長梅雨で行くことが出来ず、ようやく梅雨明けし畑の土も乾いてきたのでいつにしようかと思案していたら、義妹が来ない方がよいと言ってきた。

なんでも、最近長野でもよそから来た人が原因での感染者が増え、小諸では投石騒ぎまで起きているとのこと。

どこの土地でも長い間の自粛生活で気持ちがささくれだってしまい、ちょっとしたことで相手が許せない状態になってしまったようだ。

特に田舎に行くほど昔からの知り合いやつながりがあり、一度近所関係がこじれると長く尾を引く可能性があることと、身体を壊している義弟などが感染したら自分たちのせいでなくてもこじれるもとになる。

そんなこんなでせっかくできたジャガイモはもったいないが、騒動終了まで放っておくしかない状態になった。

 

   とんだとばっちり!

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