空が一面赤くなったようで、家の中までセピア色の光が差し込んできた。
思わずカメラをもって外に飛び出すとはや低い雲は濃い灰色に変わり始めた。
”夕焼雲”という歌は自分にだぶらせてよく歌った、”夕焼雲に誘われて 別れの橋を越えてきた、、、
同級会でも仲の良かった奴もこの歌を得意にした。
そして、この歌を先取りされると、そばに行ってマイクを取り上げ後半を我が物にした。
#、、、、帰れない 帰りたいけど 帰れない 夕焼雲のその下で 一人の酒にしのぶ町。
昨年、秋遅くそいつが亡くなったと連絡があった。
もうこの歌を取り合うことのない寂しさが、、、、あの世で会ったらまた、、、
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