朝顔に
朝顔に 釣る瓶とられて もらい水 千代女
そのむかし、上水道がまだなかったころの詩で、いまの人には理解しにくい歌であろう。
朝顔は万葉集や源氏物語などに載っているほどの花なので、大昔から人に愛されてきたようだ。
いまでも、七月半ばには大輪で寸詰まりの花を集めた朝顔市があちこちで開かれているが、自分は手入れもされず種を蒔いた後ほったらかしにされ、伸び放題に伸びている花が好きである。
花言葉は、薔薇同様色によって違うそうだが、共通しているのは”絡みつく”だといわれるとさもあらんであり、この鉢をプレゼントされたら 要警戒と心得よ。
今朝がた急にに寒く感じたので足元に蹴飛ばしたままになっていたタオルケットを引っ張り上げてくるまった。
今年の気候はメリハリがあるといえば聞こえがよいが、七月いっぱい雨降りが続き、八月は一転雨降らずの猛暑が続いて夏バテを起こさせ高と思ったら、九月下旬になって急に涼しくなった秋風がふく。
季節の変化が緩く動き、気が付いたら秋だったというのがこれまでの常識だったが、外国並みに雨季と乾季しかないような激しい気候変動になるのではなかろうかと気にかかる。
そして、今朝がたの寒さは富士山の初冠雪という報道がなされた。
その報道を見て、外に出かけた折富士山方向を眺めてはみたが、こちら側からは暑い雲が遮って、寸毫も見ることが出来なかった。
富士山の初冠雪。実は急に秋の気配が漂った23日には御殿場から富士山の頂上が白く見え、その時が初冠雪だったそうだが、気象庁が決めているのは甲府の気象台からの観測ということなので認められていない。
この話を聞くと、お役所とは面倒くさいものだとつくづく思ってしまう。
天気予報も、気象庁の発表範囲内でなければ、気象予報士は話してはいけないそうだし、官庁が偉いというのは、、、、、、ねぇ~
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