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2020年10月31日 (土)

波を蹴立てて帰り船

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沖合から小型の漁船が一艘波を蹴立てて用宗の港に返ってくる。

以前は網を引き上げるのを何度か繰り返して帰ってきていたのだが、沖合の船は漁場にとどまってシラスを獲り、別の一艘が引き上げたシラスの入ったコンテナーを積んで何度も沖と漁港を往復する方式になったそうだ。

新鮮な生シラスは美味しい。

ここ数日の天気と穏やかな波は絶好の漁日和と思い、用宗に行き500gのパックを買い求めてきた。

しかし、いつも思うのだがイワシの子であるシラスはほかの魚のえさでもあるし、大きくなればカタクチイワシなどになるのだが、静岡だけでも用宗のほかあちこちの港から船が出てシラスを獲っている。

こんなに取って大丈夫なんだろうか、、、、この湾内では桜海老がここ2年ほど獲れなくなって休漁しているのだが資源の回復が遅々として進まないそうだ。

環境とか資源の問題から見ると、細く長くがよいのではないかと思うが調査の方はどうなっているのだろうか。

ハタハタはその後回復したとのことであるが、ニシンはまだまだだし、最近はさんまも獲れなくなったし、鮭の遡上にも影が差しているときくと、資源がなくなってから騒いでも遅すぎ、、、、、なんだけれど。

   なんて  思った!!!!

 

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2020年10月30日 (金)

クラスター

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午後になって薄雲がかかりだした途端空気が冷たくなったような気がした。

麻機の葦の穂も白く垂れ下がり秋も深くなったことを表している。

 

「約十ヶ月で十万人に達成しました!」と言ってくす玉でも割られようものなら「おめでとう」っていうはずなんだが、コロナになった人の数だといえばそうも言ってはいられない。

静岡県では浜松の商工会議所関係、伊豆の任天堂病院でこども、そして、静岡市のこども園関係でクラスターと言われる集団感染がここ2~3日で立て続けに起きていると聞くと、口先ではなんだかんだと言いながら、新聞紙上の騒ぎみたいにしか感じていなかったがいよいよ身近に迫ってきたのを実感としてわかるようになって来た。

こどもころ、富山の空襲の帰りだと思っているのだが、自分たちの集落から5kmほど離れた牧の発電所近くに焼夷弾が一個落下したことがある。

木と紙でできた日本家屋を燃やすため油脂燃料の爆弾だったが、束になっていて落花する際に開店でバラバラに広がって広範囲に散らばるものであった。

これを後程クラスター爆弾の原型だときいた。

この焼夷弾のひとつを自分たちの集落の荒れ地に持ってきて燃やしたのだが、なかなか火が付かなかったのか、燃えたのかどうかを見た記憶がない。

しかし、配線間近だったが富山の空襲で夜空が真っ赤に見えた後だけに戦争の被害を身近に感じた始めであった。

 

今ごろになってクラスターで物事の実態を身近に感じさせられるとは、不思議なことである。

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2020年10月29日 (木)

青い月夜の十三夜

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今日は旧暦の9月13日、この日に登る月は十三夜の名月と言われ、旧暦8月15日の満月とともに同じ場所から見るのがよいとされているとか、、、、

幸いというか、今年はそれを成就したことになる。

十三夜は別名豆名月とか栗名月などともいわれるが、ススキに団子というより豆や栗の方に目が行ってしまう名月であり、日本人の美的感覚というか完全な丸い月より幾分欠けている方に美をp感じるのだろう。

そのむかし、昭和18年に樋口一葉の小説から”十三夜”という歌がうたわれヒットした。

まだ戦争中のころであり、芸者歌手の市丸さんがうたったのだが、むかしの歌は寿命が長かったので小学校に入ったころでもまだ流行っていた。

そして、鉱山でもこの人を呼んで舞台に立ってもらったように思っている。  とにかく瓜実顔のすらりと背が高い?美人であった。

この歌は芸者姿の市丸さんが人力車に乗って歌う姿を映画か何かで見たため、芸者が絡んだ歌かとずいぶん遅くまで思っていたのは、原作を全然読んだことが無いためである。

実際は金持ちの家に嫁に行った女性とそれを恨んで身を持ち崩し人力車の車夫になった男の出会いのシーンが強調されたもので、”青い月夜の 十三夜”がさびであった。

    とにかく古いふるい話しである。

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2020年10月28日 (水)

うつらうつらと

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高気圧が日本の上空にあるということで風もなくうらうらとした陽気は小春日和というには少し早いかもしれないが、海を見つめているカモメ、、、、、、

そのカモメを見ている自分もきらきらと太陽の光を跳ね返す眩しい光に幻惑され、うつらうつらと瞼が重くなる昼下がりであった。

 

国会は今日から論戦が始まったが、出番のない議員たちは官僚が作った答弁書を棒読みするだけの政府をまえに眠気をこらえるに、、、、、。

 

 

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2020年10月27日 (火)

奇跡???

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急激に寒くなった証しだろうが桜の葉っぱがこんなに赤くなったのを見るのは久しぶりある。

そのほとんどは虫に食われて落葉し、ほとんど枝だけになってしまう昨今、これは一種の奇跡としか言いようがない。

紅葉前線は、標高1,400m付近の野辺山にまで降りてきた落葉松も黄色く映えているが、この桜は陽の光を透かして格別には目立っていた。

 

菅総理は初めての所信表明演説の中で、2,050年までに温室効果ガスをゼロにすると宣言した。

その中身は、自然エネルギーからの発電や石炭火力発電の効率化だというが脱石油ができるのだろうか。

もしするとなると、それらの産業へどのようにして働きかけていくのだろうか、また、一部では原子力発電の復活ではという話もあるようだが、原発事故の発電所に対する点検や反省も少ないうえ、いまでも核のゴミをどうするのか決まっていない中でこちらの舵を切るのは、、、、、

言葉遊びだけでなく、実際にどうすればよいのかめどが立っているのだろうか。

御用学者だけを集めた会議では、いざというとき役に立たのだが、、、、、

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2020年10月26日 (月)

野天風呂から

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日の出時に野天風呂にはいった。

朝のテレビは長野と山梨の国境にある野辺山で気温がマイナス三℃になったと報じていた。

このあたりではそこまで冷えていなかったが、自動車のガラスが真っ白になり、空気もピンと張りつめたようになっていたが、朝焼けの浅間山を風呂から眺めてみたいといつものようにおもった。

しかし、日の出少し前までは東の空が朝焼けの雲に覆われていたのに、いざその時間になると雲が太陽を隠してしまい、黒々とした浅間を眺めるだけの期待外れに終わった。

いつもだとこの時間ほかの相客が入っているのに全然気配がない、カメラを温泉の湯につけないようにして黒々とした浅間を写す。

昨日急に長野へ行くことになり、急遽定宿にしていた小諸温泉に電話したところ、「浅間山の見えない部屋でよければ、、、」とのこと。

「何回も見慣れているのでかまわないですよ」と返事して、無理を聞いてもらった。

宿の入ると、ゴゥトートラベルの準備をしてくれたうえ地域振興券まで用意、おまけに、夏にもらった宿からの手紙を出したところ「粗品は終わったので2,000円分の割引にさせてください」まさに。棚からぼた餅みたいな対応。

定宿とはやはりいいもんだと身に染みた。

 

「浅間はこれまで何回も見ているから、、、」申込時に言った言葉であるが名峰とは何度見てもよいもので、富士山をしょっちゅう見ているはずだがやはり見えるところに行くと探してしまうように、このあたりに来ると、浅間山と蓼科山を探してしまう。

 

 

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2020年10月24日 (土)

秋の田んぼで

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秋の田の 刈穂の庵の とまをあらみ

   わが衣手は 露にぬれつつ 天智天皇

いくら古代の天皇(1,400年もまえ)とはいえ秋の田の庵で夜明かししたとは思えないのだが、、、、

万葉集にも似た歌があることから、疑問符がついているそうだ。

一面黄金色だった麻機田んぼの稲もほとんど刈り取られ稲架にかけられて干しあげられている。

赤とんぼも麓に降りてきて、昨日降った田んぼの水たまりに尻をつけては飛び上がっている。

秋も深まった感が日増しに強くなった。

 

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2020年10月23日 (金)

陰気

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”露が陰気に結ばれて 霜となりて降るゆえ也”

今日は霜降、朝からしとしとと降っていた雨は一時激しくはなったが、二十四節季に言うほど寒くはなかったので氷雨とはならなかった。

ただ、空は一面の雲がかかり、薄暗い感じがする日中は陰気くさく、庭の南天の実に水滴を叩き落すほどの力もなく     ただただ陰気。

 

コロナで仕事の仕方も変わっていちいち上司にハンコを求めていくやり方が変わって来たそうだ。

政府の方も、結婚届をはじめ、いろいろとハンコを求めていたが徐々に廃止の方向で進めていくそうだ。

もともと100円ショップのハンコで済ませられるような印鑑は誰でも偽証できるもので意味がなく、サインの方が間違いが少なかったとおもう。

そういえば、南米で仕事した時自分のサインを作った方がよいと言われ、いろいろと先輩に聞いた結果名字の草書体にして書いた紙の裏から見るという凝った字に行きついた。

これが結構気に入ってしばしば使ったことがある。

じっさい、向こうの学校に行ったことのない作業員の給料受け取りのサインは文字通り、〇書いてチョンみたいだったが特徴があって真似しえないという気がしていた。

ハンコ業界は猛反対のようだが、100円ショップでは作りえない特徴で巻き返してほしいものである。

今までいろんな業界が社会に適応できなくて滅んできたが、全てが滅んだのではなく新しい活路を作った業界もあるので、、、、、

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2020年10月21日 (水)

背高泡立草

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家の北側に広がる麻機田んぼ、高齢化や全国的な米余り、そして、出来た米があまり美味くない無いこともあって毎年耕作放棄地となっていく。

とたん、翌年からセイタカアワダチソウがびっしりと育ち今の時期真っ黄色の花で埋め尽くしてしまう。

とくに、放棄されてから少しの間は、田んぼに肥料分が残っているため、名前の通り太く高く伸びて背丈を優に越してしまうほどである。

花そのものは切り花として輸入されたものだけにきれいなのだが、根っこに有毒物質があって他の植物を枯らしてしまうほどのすざましい繁殖力できらわれている。

しかし、最近分かったことらしいが、栄養分がなくなると背丈も低くなり貧弱になると、根っこにある自分の毒で繁殖が衰えていくようで、近い将来日本の風物の一ページになるのかもしれない。

その反対と言ってはなんだが、アメリカではほかのものに紛れて飛び火していったススキと葛が大繁殖してこまっているそうで、どこの国でも外来種には苦労するものらしい。

地球が丸くて交通の便が発達するにしたがってこんな現象が蔓延していくのは、、、「仕方がない」で片づけるしかないのだろうか。

日本のあちこちに〇〇銀座が出来てどこの繁華街も同じように味気のない風景になったように、生物の世界も同じような光景になっていくのだろうか。

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2020年10月20日 (火)

馬鹿もいいとこ

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キンモクセイの香りが散歩する道すがら匂ってくる。

歩を進めるたびに、曲がり角を曲がるたびに匂いは強くなったり薄くなったりと後になり先になりしてついてくるのは、あちこちの家に庭や生垣に植えているためであろう。

小さな四枚の花弁を密集させて咲かせているため、高さ3mにもなる木だとその数 幾万いや幾十万にもなるのではないだろうか。

神様も細かい細工をしたものだ。

それにしても、最近になってこの匂いを感じるようになったのだが、なんだか十日以上開花が遅れているような気がする。

これも気候のせいなのか、それとも、十日ほど前に咲いたのを気付かずにいたのだろうか。

前に咲いたのが気付かなかったとしたら、老化現象がさらに深まったことになるのだが、、、、、

 

群馬県の邑楽町という聞いたことが無かった資材会社の玄関近く、外から見える場所に札束を積み上げていたそうだが、そのお金を泥棒が玄関のガラス戸をこわして盗んでいった。とテレビが報じていた。

見せかけは三千万円の札束だが、中身が籠池さんが使ったような紙だったので、実際は壊れたガラス代を入れて七十万円ほどだったと言っていた。

しかし、警察には被害届をだして犯人探しをすることになりそうだ。

何ボケというかわからないが、日本では犯罪になるのかもしれないが、世界的に見たらこれは会社側に非があることである。

海外で聞いた話では「大事なものは確実にしっかりと管理しておけ」ということであり、泥棒をしたい、罪悪をおこさせたい、という気にさせた者が悪いという考えから言うと、人の見えるところにお金を置いているのは故意に罪人を作ったということになる。

なるほど、そんな理屈もあるのだな。とその時感じたが玄関に見せびらかしておくのはまったくもって馬鹿もいいとこだ。と締めくくっておく。

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2020年10月19日 (月)

雲の切れ目から

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黒い雲の隙間から一瞬見えた富士山。かなり下まで冠雪しているようだった。

昨日届いた野辺山の初雪や朝の冷え込みから富士山の積雪は当然と思ってはいたが、目にするとまた違った感慨がある。

やっとこの間まで厚い暑いとうだっていたのが不思議なくらいで「秋に陽はつるべ落とし」なんていうが気温の方も同様である。

今年の冬は早いのだろうか? 寒さは厳しいのだろうか?などと話の主題はそちらに移動していく。

子どものころの屋根より雪が高く積もったことや共同浴場からの帰り道タオルを凍らせて遊んだことも忘れて、あの頃よりは暖房も効き 積雪も少なったのに年寄りは冬の寒さを気にしている。

百人一首で良暹法師はうたう”さびしさに 宿を立ち出でて 詠むれば いずくもおなじ秋の夕暮れ” と

 

菅内閣の支持率が急落したそうだ。

学術会員の任命拒否をはじめ、ゴゥトートラブルはあちこちで起きているようで枚挙のいとまがないほど報道されている。

どうも、世間の常識を知らない官僚に振り回されているのだろうか、ざるで水を汲むように抜け穴だらけでさっぱり本音がわからないもどかしさがついてまわる。

朝日新聞によると、高齢者の支持率落下大きいという。

さもあろう、昨日連れの友達が言うに石和温泉にゴゥトー利用して行ってきたけれど、割引券は普及していないようで宿でしか使えなかったうえ、宿の販売店ではその扱いがもたもたとしていて本当に割り引いてあったのかどうか、汽車のなかで調べたそうだ。

欲をかいて一万円分を買い込んだ人はその大半を使わなかったとか、、、、

年寄りを大事にしないと次の選挙は大変だよ。

だって、投票率は年寄りの方が高いんだから

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2020年10月18日 (日)

秋の空

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"天高く 馬肥ゆるの秋” ”秋深し 隣はなにをする人ぞ”

秋というのはいろんなことにもの思いをさせる季節のようだ。

天気予報では今日一日雨が降るはずであったが、雲の多めの時間もあったがまずまずの晴れ模様で推移した。

夕方、日が賎機山の裏側に隠れたころ、空はひつじ雲、高層では西風が吹いていたようでひつじの群れは羊飼いに追われるようにして東の方に去っていった。

 

アメリカの大量選挙もあと半月ほど後になったようで今日のテレビの報道でも10ポイントほどの差で現職が不利だと報じていた。

たしかに、いまの大統領は世界に影響を与える大国の大統領としては異例の人であり、ひょっとすると最低の大統領だったと記憶に残る人かもしれない。

ただ、前回もそういいながら「隠れトランプ」と言われる人がいて当選してしまったのだから、アメリカ人というのはどうもわからない国民である。

もうひとつ、不思議に思うのはどの局もトランプ大統領の言葉を吹き替えする声優がだみ声で憎々し気な声色を使っていることである。

自分としては、大統領の言葉を直接聞いて覚えているのは「アメリカ ファースト」というときしかないのだが、あれら声色を使わせる日本のテレビ各局はトランプが嫌いなので情報操作をしているとしたら、英語が苦手の人々にとって問題でもあるのだが、、、、

アメリカはもちろんこの頃は中国にしろ韓国にしろ日本にしろ政治家の質が置いているというかもしれないが、国民や世界に向き合っていると思われる節がない。

政治に対して飽き飽きさせ無関心になるのを待っているのかもしれないと思う今日この頃である。

 

人の心と秋の空は、、、、、、

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2020年10月17日 (土)

イソヒヨドリ

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静岡市大浜海岸は暗い空から降ってくる雨で薄闇に沈んでいた。

朝から気温は上がらず秋雨前線というより12月の気温並みと言われる温度の低さはあまり長居をさせないというような雰囲気を醸し出していた。

そんな中、波打ち際のテトラポットの上に一羽のイソヒヨドリがたたずんでいる。

たぶんあそこも小雨ながら冷たい雨が降っているのに、、、、、、

群れをつくる鳥ではないので一羽でいるのだが、孤高を貫いているかのように見えるのは寒さのせいか。

 

テレビでは、山梨と長野の国ざかいにあたる野辺山に雪が降ったとか、、、、これから長野へ行くのは天気予報を確かめながらの季節に入った。

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2020年10月15日 (木)

十月桜満開する

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桜の花は春だけで無しに種類によって咲く時期がいろいろとあるようで、いまの時期咲いているのは十月ざくらか、冬桜だそうだ。

春に咲くソメイヨシノほど派手さはないが、この桜も結構味わいがある。

ピンクの花の中央部がさらに濃くなっているところから十月桜と思うがその辺は定かではない。

 

テレビドラマなどを見ていると江戸時代には凶悪犯が沢山いてバッサバッサと切り殺されているが、日本の歴史では一番凶悪犯が少なかった時代だそうだ。

時代は下って、明治になると自分たちが若いころまで時々耳にした”デバカメ”は女風呂をのぞき見した出っ歯の亀太郎を略した言葉であった。

この言葉で不思議に思ったのは、当時(明治十一年)は男女混浴がまだ平然と行われていたんではないかという気がしているはずで、菜にものぞき見するまでもなかったのでは、、、、、

そして、次に世間を騒がしたのは”阿部定事件”であった。

昭和も11年になって、阿部定という娼妓が男を殺し局所を切って逃げたというもので、当時はその猟奇性から号外まで出たと聞く。

囲碁”アベサダ”と言えばチンチン切りを意味する言葉で自分らもよく聞いたものだった。

しかるに、最近では猟奇的殺人事件や凶悪な事件が頻繁に起きるようで、デバカメもアベサダも大したこともない事件になったようで、忘れ去られてしまったようで、阿部サダヲを芸名にする役者まで出てきた。

その阿部サダオなる役者がコロナに感染したとかで、テレビは”アベサダ感染する”なんて言っていたが、、、、、役者よりむかしの阿部定を記憶に残している自分にはなんとも、、、、、フッフッフッと含み笑いが出てきてしまう。

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2020年10月14日 (水)

アサギマダラ

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秋の七草のひとつ、フジバカマの花が咲いて旅する蝶アサギマダラが降りてきた。

アサギマダラは台湾の付近から春になると北上し、世代交代を重ねながら暑い夏は1,000m以上の高山で避暑をし、秋を感じるとふたたび南方に戻るため低地に下りてくる。

この蝶は、花の好き嫌いが結構あるみたいで、高い山ではフジバカマの仲間でよく似た花をつけるサワヒヨドリなどの花を主にして蜜を取っているが、低地に下りてくるのはフジバカマの花が咲くいまのころ

これから島伝いに海の上を何10kmも飛んでいくのだが、そんな摂理をどうして体内に埋め込んでしまったのだろうか。

ただ単に「自然が呼んでいる」なんて言葉で片づけられないのだが、、、、

 

菅首相は就任した時から「安倍政権の方針を継承する」と言っていたが、「国民に説明しないで隠す」という負の遺産をきっちりと受けついでいるようだ。

日本学術会員の推薦から6人を外したことについて二転三転したのらりくらりの答弁も最終的に名簿を見ていなかったとなり、それを抹消したのは誰かということに焦点が移っているようだが、官僚の忖度にして済まそうとしているようだ。

「幽霊の正体を見たり枯れ尾花」ではないが、これで、就任以来持ち上げてきたマスコミによる彼の評価も、次の支持率ではかなり低下して行くことになるだろう。

同じたたき上げの政治家だった田中角栄氏とくらべると、携帯電話料料の値下げが主眼目になるのは、器の小ささが目立ち、ゴートゥトラブルさえももたもたとするなど、自分が苦労して今の地位に到達したとするならそちらの方に向いた施策を打ち出せないのだろうか。

もっともまわりに壁のようなボスに担ぎ上げられての結果だから、自分を出せないとしたら、、、、

 

いや そんなことあるまいに。   と 思うのはじぶんだけ?????

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2020年10月13日 (火)

返り咲き?狂い咲き?

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庭の茉莉花の花にセセリチョウがやってきた。

茉莉花は五月末に木が白から紫に花が変化し、強い香りを放つ頃は葉っぱの緑が隠れるほどになるが、その後わずかづつ花を咲かせている。

返り咲きとか狂い咲きとはまた違った花の付け方であるが香りだけで無しに花蜜も多いのかアゲハをはじめセセリチョウなども頻繁にやってくる。

ただ、アゲハ蝶に関しては、隣に植えてあるクチナシの葉に卵を産み落とそうとしているところがあり、あまり歓迎していない。

 

静岡県知事は勇ましく頼もしい。

今一番の問題は、リニアのトンネルが南アルプスの下を貫通させる工事でJRと談判している。

このトンネル工事は大井川の下を貫くため、上流部からリニア工事部分まで掘り下げて南アルプスの東 山梨県からのトンネルと西 長野県からのトンネルを結ぶ計画になっている。

このとき、直下にある断層帯に滞留している水が、トンネルの両側に流れ、大井川の水が減少してしまうことから、トンネルで出た水を全量大井川に戻すように要求している。

たいして、JRは国策を盾に地質状況の資料を隠して、出来るだけ戻すという返答に終始し交渉は進まない。

断層帯に滞留している水の量はものすごいものがあり、自分も鉱山で坑道掘進中に削岩機でぶち当たった穴から約10気圧の水が噴き出たことがあったが、高さ1,2mの位置から20mほど水平に水が噴き出てその周り何本も穴を掘らなければ水圧で火薬が入らなかったことある。

映画”黒部の太陽”でもそんな場面があったが、そこで噴き出た水をそのまま両県に流せば、大井川が枯れて下流の牧の原の茶園をはじめ藤枝市 焼津市に多大な被害を与える。

じっさい、熱海から三島にいたると東海道本線の工事で直上の函南盆地の水が枯れてしまった経験があり、愛知県知事のように静岡県の事情も汲まないで非難しているのは納得できない。

大井川の水が減量や枯れてからでは手の打ちようがなくなることを心配している。

 

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2020年10月12日 (月)

生きながらえて

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興津の古刹清見寺の下、旧国道一号の脇に写真のような高札が草に埋もれて立っていた。

”しょうじじだい こういんおしむべし むじょうじんそく ときひとをまたず”と読む。

禅寺ではこの言葉をよく聞き、修証義に出だしは、生を明らめ 死を明らめるは 仏家一大の因縁なり で始まり菩提寺ではよく読まされてきた。

多芸で有名な蜀山人が、「昨日までは他人事と思いしに 俺が死ぬとはこれはたまらん」と言ったとか 言わなかったとか、、、、

自分らの年頃になると、周りから次々と人生の幕を引いていく人が多くなる。

人はいずれ、旅立たねばならぬあの世に自分も行くのであるが、23歳のころ山で怪我をし出血多量で死の縁を見たとき、ただ眠くて眠くて、、、このまま寝てしまえば死んでしまうと思いながら、「まあ いいか」と簡単に向こうへ行きかけたが、それから50有余年生きながらえて結婚し子供に恵まれ孫まで出来て今日を迎えている。

そのあいだ、坑内という危険作業で何度か怪我をしないまでも一つ間違えばという経験も幾度かあり、静岡に来てからもあとから考えれば、、、ということもあった。

そんなこんなで今日を迎えているのは先祖のご加護であるとおもっている。

我々の先祖ががこの世に出現した時まで遡るまでもないが、少なくとも400年余 いやもっと前から先祖は、飛騨の山奥 笈破の地で山仕事を主にして生活をして以来江戸時代の飢饉やコレラ チフス 流感などの伝染病を治療薬もない中潜り抜け 生き永らえて今日を迎えているのは、奇跡の一言でしかない。

そして、いま新型コレラを孫たちが潜り抜けて繋いでいって欲しいものと祈っている。

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2020年10月11日 (日)

予想に反して

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富士宮から見た富士山頂、左が3,376Mの剣が峰

 

台風一過の青空が広がった。

気温は朝から二十度を超え湿気も少なく気持ちの良い天気だったので、富士市まで落花生を買いに行きたいと言っていた連れの友達も連れて向かった。

富士市に行く道すがら見える富士山は真っ黒。昨日までの台風と秋雨前線で気温が低かったので雪化粧でもしているのかと思っていただけに期待外れと言った感じさえした。

まず、インターネットによると、JA富士の大渕支店そばに売っているというのが見つかったのでそこに行ってみると、売り切れだとか、、、

まだ午前十時なのに、と思っていると「八時ころから30kg以上入ったのだけんどね」とのこと、それではと富士宮ミルクランドあたりまで行った後下ってJA富士宮の野菜市場に寄ってみると、これまた落花生コーナーの売り場に空っぽのコンテナーが並んでおり、店の人曰く「八時に行列ができており売り切れてしまった」とのこと、、、、

静岡に来た当時、「運動会のとき、このあたりの人は落花生の煮たのが定番で、これがないと気が抜けたサイダーみたいなのだ」なんて言っていたのを思い出し、よほど落花生好きの土地柄なんだなと思った記憶がる。

そうこうしているうちにひる時間が迫ってきたので、年に何回か行っている旧富士川町のたつみ庵という店に入り食事をして帰路につく。

帰り道、気温は三十二度まで上がり、眠気が襲ってきたので、富士川楽座で一休みして帰る。

なにしろ、いまの時期事故など交通違反をして掴まると、受けたばかり認知症検査や高齢者講習に影響しかねないので、、、、、、、、、くわばらくわばらと

 

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2020年10月10日 (土)

お辞儀をして

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いまこの時間ノロノロと東に向かって動いている台風14号が一番静岡県に接近しているとのことらしい。

ことらしいというのは、一時静岡あたりに上陸するのではないかと言われていたのだが、日本近海に来た後お辞儀をするかのように南の海上に遠ざかっていくという風に予報が変わってきたため、最接近と言われても夕方まで降っていた雨も止み、風も全然吹いていないのである。

長い間台風の影響下にある八丈島や三宅島など伊豆南の人々には申し訳ないけれど、、、、、

気象庁は南に下がった台風は13日には後熱帯低気圧になると言っているが、海水温の高いところまで下がると再び勢いを得て復活する迷走台風になる心配はないのだろうか。

すごいコンピューターを使って予想しているそうだが今一つ精度がくるっているようで、感ピューターは再生を捨ててはいない。

コンが当たるか 感が当たるか  八卦見みたいなことを言ってみる。

 

むかしのお江戸は「生き馬の目を抜く」ほどずるがしこい人たちがいたらしいが、このコロナ禍の中で、上手に政府の対策の裏をかいてお金を巻き上げている人たちがいるそうだ。

コロナが流行してから、よく行っていた近場の日帰り温泉は誰が来ているかわからないので行っていないし、今年は三度行った長野も義弟の家に泊まり、去年まではどこかの旅館に必ず一~二泊はしていた温泉宿も中止にしている。

先日も定宿にしていたところから案内の手紙が来たが、行かれずにいる。

ということで、ゴゥトーキャンペーンはどうも縁がないらしい。

今日も連れの友人が電話してきて、仲間内で宿を探したがどこも満員だという。

聞いてみるとゴゥトーキャンペーンで普段高くて泊まれない宿を探してみたとのこと、「そんなとこ行ってもゴゥトーで来たと見られれば、、、この貧乏人がという目で見られるだけよ」って言ってやりなと憎まれ陰口をたたいている。

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2020年10月 8日 (木)

寒露で重ね着

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無住らしく荒れた家のそばに咲くノコンギクがすくすくと育って廃屋に侘しさを倍加させている。

中に交じって咲く白いシュウメイギクも廃屋になる前にこの家の主が愛でていたものだろう。

#幾年故郷来てみれば  咲く花 啼く鳥 そよぐ風、、、、という小学唱歌が思い出される。

先日行った長野での風景は、あちこちで空き家が目立つようになったという。

過疎化の原因として、高齢者が田舎で暮らしにくくなってきたのが一番の原因である。

自分らにもこちらに来る気があれば土地なんてどこにでもあるというが、年老いてから自動車が運転できなくなると病院にもスーパーにも近いところでなきゃどうしようもないのである。

 

今日は寒露。朝露が冷たく感じるころというが、台風接近に伴って北からの寒い寒気が入ってきたうえ朝から雨が降り続いたため気温は十七度というが体感温度はさらに低く感じさせてしまった。

やっとこの間まで猛暑だの真夏日だの言っていたのが嘘のような寒さで、当然のような顔をして重ね着をしてホームセンターに行けば、全ての人が自分以上の姿をしていた。

 

 

 

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2020年10月 6日 (火)

高齢者講習

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静岡市柚木に広大な敷地を持つ護国神社がある。

昭和十七年にこの地に遷宮したとあり、その当時は神社の裏の山は畑地になっていた。

昭和十七年と言えばその一年前、無謀な太平洋戦争に突入し国民には勝った勝ったの大本営発表に沸きたっていたころである。

たぶん「売らない」なんてこれっぽっちも言えない時代であろう。

その裏山は、このあたりの植生である椎の仲間をはじめ照葉樹林を植えたため八十年ほど経った今では見事な山になって社を囲んでいる。

 

今日、久しぶりにここに来てみたのは、自動車免許書の更新にあたって高齢者講習を受けに、自動車学校へ来たためであった。

自動車学校はこのすぐ裏手にあり、免許書更新まであと二ヶ月になったので先々週電話をしてみたところ、いっぱいなので「県の運転免許センターへ行った方がよい」という返事。

そんなに混んでいるのかと思って免許へ電話してみたところ、あっさりと「十月二日に空きがあります」とのこと、「それではその日に受けてみます」ということで受験をした。

受験が済むと「今混んでいるそうだから、あちこち2~3か所の自動車学校に講習を受ける電話をし、だめなら範囲を富士や沼津の方まで広げてください」と脅かされ、その日の午後一番近い自動車学校からと電話すると、いともあっさりと「四日後ではどうですか?」とのこと、あまりあっさりと決まってしまって拍子抜けすることおびただしい。

ともあれ、今日は年寄りの事故が多いといわれるプリウスで運転試験に挑戦し何とか冷やせをかきながら通過し講習を修了した。

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2020年10月 5日 (月)

稲刈り

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麻機田んぼはいま稲刈りの真っ最中。

黄金に実った稲の刈り入れはあちこちで家族や友達などを入れて盛大に行われているが、中には老夫婦二人で小さな田んぼの稲刈りに精を出しているとこがあって、けなげなしく感じさせるところもある。

先日行った長野では、コンバインが活躍していたが、ここ麻機では小型の稲刈り機が多いのはどうしてなのだろうか。

また一つ気になったのは、田んぼのいたるところに茶色く倒れこんでミステリーサークルのようになった場所があちこちにみた。

よく見ると稲に身が入る前に枯れたのではないかと思われる。

七月の長雨、八月の猛暑、、、、稲に花が咲き実がつくのは七月だとすれば長雨が影響しているのか、はたまた、最近では北の方の米の方が旨いといわれることから、猛暑に弱い稲だったのか。

むかしに比べて、田んぼにかかる手数は減って米のありがたみも薄れて来ているが、それでも作物の収穫というものは嬉しいことである。

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2020年10月 4日 (日)

ハグロソウ

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ハグロソウ、上下の唇を開いたような恰好からお歯黒をイメージしていたが、どうも葉が黒いところから名づけられたとのことらしい。

大きな草に囲まれて、その陰でこんな花を咲かせているさまは何とはなしに暗い日陰の身と言った感じさせさせる。

花の大きさは下の大きな花びらでも5㎜ほど、上の草をよけて日の光を浴びさせるとちょっと気恥ずかしそうに揺れていた。

 

菅首相が学術会議に推薦された人のうち6人を認めないことにしたそうだ。

学術会議は政府機関とはいえ今まで推薦された人を拒否した例がなかっただけに異例中の異例だとか、そして、その理由と推測されるのは、この6人の学者が安倍政権時代に国会に参考人として呼ばれた際政府の方針に反対意見を述べた人たちであるという。

安倍政権の方針を引き継ぐと公言していただけに、安倍政権同様の処置をしたようだ。

やはり、官房長官時代の記者対応から想像できた人柄が表に出てきたようでマスコミが持ち上げたいろいろな美談も近いうち化けの皮がはがれそうな気がする。

暗い草むらの中に隠れて咲くハグロソウならぬハラグロイソウに、、、、、、

 

 

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2020年10月 2日 (金)

満月

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月々に月見る月はおおけれど 月見る月は今宵の月

昨日は中秋の名月、そして今夜は満月である。

旧暦をいまだに大事にしている中国は何連休なのかは知らないが、大賑わい人出だとテレビは報じていた。

その中国では、信用できるかどうかは別にして感染者は海外から来た人以外には出ていないとのことで、マスクもしないで密集している。

一方、世界で一番感染者と死者を出しているアメリカではマスク嫌いの大統領が夫婦で感染したとか。

高齢なので、その経過が世界に影響しそうだが、自分個人で見ると言いにくいので、、、、、言わない。

それにしても、日本の政治家はよほど健康に気を使っているんだろうね。

国民と乖離して、、、、まだ誰もかかったとは聞いていないから

 

窓から見える今夜の空は雲の切れ間から時折りのぞく月が周囲の雲を彩り、これも乙なものである。

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2020年10月 1日 (木)

赤い十五夜

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今日十月一日は旧暦の八月十五日にあたり中秋の名月である。

西南の低い山の端から上がった月は真っ赤で真ん丸、、、少々不気味ささえ感じさせる月である。

地平線間近の月は夕日と空気の暑さから赤くなるとは聞いたが、夜中天に達する前にいつもの鈍い銀色がかった月に戻る。

ただ、今夜の月は上空の雲が厚く、天気予報通りにはならないでいる。

 

東京証券市場がコンピューターの不具合で一日取引ができない状態になった。

東京証券取引所はその規模で世界三位だそうだが、バックアップ機能も故障とかで営業が出来なかったそうだ。

株関係は、五十余年前親がなくなったとき処分したきりで一切関係がないので、取引所がどうなっても関係がないのであるが、一日コンピューターの前に座って、1円上がった下がったで右往左往している人には木が気でなかったことと思う。

今回の不具合はハッカーなどによる攻撃ではなく、機械的故障だとのことであるが、日本のコンピューターの脆弱さを見せつけられた思いがする。

先日、富嶽というコンピューターがいくつもの世界一を取得したと大威張りだったが、その足元がこれでは、戦争や原発事故などの大惨事で”いざ鎌倉”というときにバックアップ機能が働きませんでしたでは、どうすんだろう。

「証券取引所のコンピューターと国のコンピュータは違います」と言ったって、特別優れているコンピューター会社なんてないはずで、いずれも団子の背比べ、、、、、、

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