馬鹿もいいとこ
キンモクセイの香りが散歩する道すがら匂ってくる。
歩を進めるたびに、曲がり角を曲がるたびに匂いは強くなったり薄くなったりと後になり先になりしてついてくるのは、あちこちの家に庭や生垣に植えているためであろう。
小さな四枚の花弁を密集させて咲かせているため、高さ3mにもなる木だとその数 幾万いや幾十万にもなるのではないだろうか。
神様も細かい細工をしたものだ。
それにしても、最近になってこの匂いを感じるようになったのだが、なんだか十日以上開花が遅れているような気がする。
これも気候のせいなのか、それとも、十日ほど前に咲いたのを気付かずにいたのだろうか。
前に咲いたのが気付かなかったとしたら、老化現象がさらに深まったことになるのだが、、、、、
群馬県の邑楽町という聞いたことが無かった資材会社の玄関近く、外から見える場所に札束を積み上げていたそうだが、そのお金を泥棒が玄関のガラス戸をこわして盗んでいった。とテレビが報じていた。
見せかけは三千万円の札束だが、中身が籠池さんが使ったような紙だったので、実際は壊れたガラス代を入れて七十万円ほどだったと言っていた。
しかし、警察には被害届をだして犯人探しをすることになりそうだ。
何ボケというかわからないが、日本では犯罪になるのかもしれないが、世界的に見たらこれは会社側に非があることである。
海外で聞いた話では「大事なものは確実にしっかりと管理しておけ」ということであり、泥棒をしたい、罪悪をおこさせたい、という気にさせた者が悪いという考えから言うと、人の見えるところにお金を置いているのは故意に罪人を作ったということになる。
なるほど、そんな理屈もあるのだな。とその時感じたが玄関に見せびらかしておくのはまったくもって馬鹿もいいとこだ。と締めくくっておく。
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