赤い十五夜
今日十月一日は旧暦の八月十五日にあたり中秋の名月である。
西南の低い山の端から上がった月は真っ赤で真ん丸、、、少々不気味ささえ感じさせる月である。
地平線間近の月は夕日と空気の暑さから赤くなるとは聞いたが、夜中天に達する前にいつもの鈍い銀色がかった月に戻る。
ただ、今夜の月は上空の雲が厚く、天気予報通りにはならないでいる。
東京証券市場がコンピューターの不具合で一日取引ができない状態になった。
東京証券取引所はその規模で世界三位だそうだが、バックアップ機能も故障とかで営業が出来なかったそうだ。
株関係は、五十余年前親がなくなったとき処分したきりで一切関係がないので、取引所がどうなっても関係がないのであるが、一日コンピューターの前に座って、1円上がった下がったで右往左往している人には木が気でなかったことと思う。
今回の不具合はハッカーなどによる攻撃ではなく、機械的故障だとのことであるが、日本のコンピューターの脆弱さを見せつけられた思いがする。
先日、富嶽というコンピューターがいくつもの世界一を取得したと大威張りだったが、その足元がこれでは、戦争や原発事故などの大惨事で”いざ鎌倉”というときにバックアップ機能が働きませんでしたでは、どうすんだろう。
「証券取引所のコンピューターと国のコンピュータは違います」と言ったって、特別優れているコンピューター会社なんてないはずで、いずれも団子の背比べ、、、、、、
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