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2020年10月13日 (火)

返り咲き?狂い咲き?

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庭の茉莉花の花にセセリチョウがやってきた。

茉莉花は五月末に木が白から紫に花が変化し、強い香りを放つ頃は葉っぱの緑が隠れるほどになるが、その後わずかづつ花を咲かせている。

返り咲きとか狂い咲きとはまた違った花の付け方であるが香りだけで無しに花蜜も多いのかアゲハをはじめセセリチョウなども頻繁にやってくる。

ただ、アゲハ蝶に関しては、隣に植えてあるクチナシの葉に卵を産み落とそうとしているところがあり、あまり歓迎していない。

 

静岡県知事は勇ましく頼もしい。

今一番の問題は、リニアのトンネルが南アルプスの下を貫通させる工事でJRと談判している。

このトンネル工事は大井川の下を貫くため、上流部からリニア工事部分まで掘り下げて南アルプスの東 山梨県からのトンネルと西 長野県からのトンネルを結ぶ計画になっている。

このとき、直下にある断層帯に滞留している水が、トンネルの両側に流れ、大井川の水が減少してしまうことから、トンネルで出た水を全量大井川に戻すように要求している。

たいして、JRは国策を盾に地質状況の資料を隠して、出来るだけ戻すという返答に終始し交渉は進まない。

断層帯に滞留している水の量はものすごいものがあり、自分も鉱山で坑道掘進中に削岩機でぶち当たった穴から約10気圧の水が噴き出たことがあったが、高さ1,2mの位置から20mほど水平に水が噴き出てその周り何本も穴を掘らなければ水圧で火薬が入らなかったことある。

映画”黒部の太陽”でもそんな場面があったが、そこで噴き出た水をそのまま両県に流せば、大井川が枯れて下流の牧の原の茶園をはじめ藤枝市 焼津市に多大な被害を与える。

じっさい、熱海から三島にいたると東海道本線の工事で直上の函南盆地の水が枯れてしまった経験があり、愛知県知事のように静岡県の事情も汲まないで非難しているのは納得できない。

大井川の水が減量や枯れてからでは手の打ちようがなくなることを心配している。

 

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