陰気
”露が陰気に結ばれて 霜となりて降るゆえ也”
今日は霜降、朝からしとしとと降っていた雨は一時激しくはなったが、二十四節季に言うほど寒くはなかったので氷雨とはならなかった。
ただ、空は一面の雲がかかり、薄暗い感じがする日中は陰気くさく、庭の南天の実に水滴を叩き落すほどの力もなく ただただ陰気。
コロナで仕事の仕方も変わっていちいち上司にハンコを求めていくやり方が変わって来たそうだ。
政府の方も、結婚届をはじめ、いろいろとハンコを求めていたが徐々に廃止の方向で進めていくそうだ。
もともと100円ショップのハンコで済ませられるような印鑑は誰でも偽証できるもので意味がなく、サインの方が間違いが少なかったとおもう。
そういえば、南米で仕事した時自分のサインを作った方がよいと言われ、いろいろと先輩に聞いた結果名字の草書体にして書いた紙の裏から見るという凝った字に行きついた。
これが結構気に入ってしばしば使ったことがある。
じっさい、向こうの学校に行ったことのない作業員の給料受け取りのサインは文字通り、〇書いてチョンみたいだったが特徴があって真似しえないという気がしていた。
ハンコ業界は猛反対のようだが、100円ショップでは作りえない特徴で巻き返してほしいものである。
今までいろんな業界が社会に適応できなくて滅んできたが、全てが滅んだのではなく新しい活路を作った業界もあるので、、、、、
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