野天風呂から
日の出時に野天風呂にはいった。
朝のテレビは長野と山梨の国境にある野辺山で気温がマイナス三℃になったと報じていた。
このあたりではそこまで冷えていなかったが、自動車のガラスが真っ白になり、空気もピンと張りつめたようになっていたが、朝焼けの浅間山を風呂から眺めてみたいといつものようにおもった。
しかし、日の出少し前までは東の空が朝焼けの雲に覆われていたのに、いざその時間になると雲が太陽を隠してしまい、黒々とした浅間を眺めるだけの期待外れに終わった。
いつもだとこの時間ほかの相客が入っているのに全然気配がない、カメラを温泉の湯につけないようにして黒々とした浅間を写す。
昨日急に長野へ行くことになり、急遽定宿にしていた小諸温泉に電話したところ、「浅間山の見えない部屋でよければ、、、」とのこと。
「何回も見慣れているのでかまわないですよ」と返事して、無理を聞いてもらった。
宿の入ると、ゴゥトートラベルの準備をしてくれたうえ地域振興券まで用意、おまけに、夏にもらった宿からの手紙を出したところ「粗品は終わったので2,000円分の割引にさせてください」まさに。棚からぼた餅みたいな対応。
定宿とはやはりいいもんだと身に染みた。
「浅間はこれまで何回も見ているから、、、」申込時に言った言葉であるが名峰とは何度見てもよいもので、富士山をしょっちゅう見ているはずだがやはり見えるところに行くと探してしまうように、このあたりに来ると、浅間山と蓼科山を探してしまう。
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