初ストーブ
この冬(?)一番の寒気が入ったとかですっかり暖かい気候になじんだ我が家では、灯油ストーブに火を入れた。
四十年とちょっと前、静岡に初めて来たとき静岡の人の寒さに弱い体質に驚いたものだったが、、、、
それにしても便利というかなまくらな時代になったもんだとストーブの音を聞きながら思っている。
子どものころは鋸でストーブに入る大きさに切り、燃えやすい太さになるまでヨキで木を割るのが仕事であり、冬になって煙い思いをしながら薪を燃やした。
しかし、あの頃は怖いおやじを中心に家中のものがストーブを囲むだんらんがあった。
ストーブの上には餅が載ったり、煮しめが載ってその匂いを嗅ぐたびに腹の虫がグーグーなったもんだ。
バイパス側道の植木に使っているドウダンツツジもこの寒さに導かれたように、場所によってだが真っ赤に染まって晩秋から初冬の景色を演出している。
そして、寒さによるのかコロナウイルスが再び猛威を発揮し始めたようで、静岡でもあちこちでクラスターと呼ばれる集団感染が見受けられるようになってきた。
いつになったら、ワクチンが出来て流感並みの恐怖になるかわからないが、今朝の新聞にもコロナによる死者が十五人も出ているあった。
有名人が亡くなっていないので余りというか全然話題になっていないので分からないが、いまでも、火葬や臨終に立ち会えないで遺骨だけが戻ってきているのだろうか。
そうだとしたら何ともやるせない別れになっているのだが、、、、、、、
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